ロットワイラーがかかりやすい病気

ロットワイラーは、ドイツのロットヴァイル地方原産の大型犬で、ロッティーの愛称で呼ばれることもあります。

ロットワイラーの歴史はとても古く、紀元前にローマ人がもたらしたモロサスタイプの犬と言われています。これは本来闘犬でしたが、力があり頭の切れる優れた犬犬種だったため、牧牛犬として改良されてロットワイラーが生まれました。
農場での牛の管理や市場へ誘導する仕事をしていましたが、次第に現金を守る警備犬としても使われるようになっていきました。
19世紀以降は牧牛犬として使われることが減りましたが、引き続き優れた警備犬として働き、軍用犬や警察犬としても使われるようになりました。
また、1870年代にはドーベルマンの作出に一役買い、知名度が上がりました。
現在でもロットワイラーは世界的に人気があり、警備犬や警察犬などの使役犬、ペット、ショードッグとしても広く飼育されています。

ロットワイラーの特徴

体高

オス 61〜68cm
メス 56〜63cm

体重

オス 50kg
メス 約42kg

原産国

ドイツ

特徴

もっとも古い歴史を持つ犬種のひとつで、古代ローマ時代には牧羊犬として使われ、ローマ軍のヨーロッパ遠征時にも兵舎の見張りや牛の護衛などで活躍しました。
忠誠心があり従順で、真面目な性格や優れた防衛本能は現在までも引き継がれ、近年では警察犬としても注目されています。

なりやすい病気

大動脈狭窄症
糸球体腎炎
シスチン結石
網膜形成不全
股関節形成不全
筋ジストロフィー
悪性線維性組織球腫

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