待ちに待ったペットを連れての旅行。
当然、人間だけの旅行とは勝手が違ってくるものです。
最低限の守るべきルールを知っておくだけでなく、旅先で困らないように必要なアイテムを把握し、準備を万全にしてお出かけしましょう。
無理の無い計画を立てよう
愛犬と出掛けるにあたり、日帰りなどの短期間や近場なら大きな問題はありません。
しかし長期間の滞在になってくると、旅行に慣れていない犬にとっては大きなストレスとなってしまう可能性があります。
例えば車酔いなど、移動だけでも体調が悪くなってしまう子もいるのです。
このような状況を避けるためにも、旅に出る前にはきちんと場所について調べておきましょう。
旅先までのルートや休憩場所、所要時間、道路の混雑見込みなどの情報は、あらかじめ入手しておきましょう。
体調のチェック
意外と忘れがちなのが、愛犬の体調管理です。
旅行に行く前には、いつも通りご飯を食べているか、排泄物に異常はないか、吐いたりしていないか、元気はあるかなど、愛犬の体調に気を配ってあげたいところです。
また、発情期と重ならないか、他の犬に伝染る可能性のある皮膚や目などの病気や、大きな怪我がないのかなどもきちんと確認します。
旅先で何かあると、旅行そのものが台無しになるだけでなく、当然面倒な事態が発生します。
病院に連れて行く必要がある場合、まずは病院を探さなければいけませんし、かかりつけ医でなければいつものようにスムーズな診察が行われず手間取ることも多いでしょう。
このように、大きめの病気や怪我といった不安要素は、早めにチェックし対処しておきましょう。
もし大きな不安があるならば、旅行を延期したり、誰かに預けたりするべきでしょう。
予防接種を忘れずに
宿泊を伴う旅行の場合、狂犬病の予防接種をはじめとした、各種ワクチンの注射を忘れずに行っておきましょう。
宿泊施設によっては、予防接種済みであることが条件となっているところもありますから、予めしっかり調べておきます。
また、ワクチンの接種時期と旅行の時期が一緒になっていないかなども確認しましょう。
ワクチン接種時期であれば、予めワクチンを行ってから出かけましょう。
なお、ワクチン接種直後は、体調が悪くなることもあるので、旅行まで数日あけるようにしたほうが賢明です。
愛犬を清潔にしておく
旅行に出かける前に、シャンプーやブラッシングをしっかりしておきましょう。
宿に連れて行った時に、臭う、抜け毛がひどい、蚤やダニがいるといった状態では、宿や他のお客様にも迷惑をかけてしまいます。
予め、愛犬をきれいにしてから出かけるように心がけます。
これらの点について十分に確認・対応をした上で、万全の状態で旅行に出かけるようにしましょう。
愛犬と旅行と言うと、楽しみにばかり気が向いてしまいがちですが、そればかりではありません。
これらの準備を確実に行っておくことで、旅行に行ってから心置きなく、快適に楽しむことができます。