犬を海外に連れて行く際に知っておきたいこと

犬と一緒に海外旅行や移住などに伴う渡航をする際は、いくつかの手続きが必要になります。
また、移動の際にケアを行うための必要なアイテムをしっかり準備して、いざという時に困らないようにしましょう。

必要な手配や手続き

【1】渡航先の国の観光局や大使館に、ペットを持ち込む際の制限事項を確認しましょう。

【2】出発の1ヶ月以前から6ヶ月以内に狂犬病の予防接種を受け、予防接種の証明書と健康証明書の2通を用意します。
詳しくは、居住区の保健所に問い合わせをしてください。

【3】旅行会社に手続きを依頼します。
この際、必ず費用と渡航先の国での検疫期間を確認します。

【4】長時間の移動に備えて、犬のコンディションを整えておきます。

海外に犬を連れていく場合、最も注意しなければいけないのは、費用と検疫期間です。
国によって異なりますが、特に厳しいことで知られるイギリスでは輸送料と検疫費用で50万円はかかります。
さらに、イギリスに着いてから6ヶ月間は隔離されてさまざまなチェックををされるので、短期旅行などで連れていくのは実質無理でしょう。
移住や転勤などで連れていく場合は、犬が隔離されている施設にときどき会いに行く必要があります。
このように、国によっては厳しい条件が設けられていることがありますので、渡航を計画するのであれば十分な下調べが必要です。

海外から犬を入国させる場合

反対に、海外から犬を日本に連れてくる場合、どの国から連れてくるかによって検疫期間が異なります。
短くて数日、長くて3週間以上かかる場合もありますので、日本への渡航の前に確認を行うようにしましょう。
特に、狂犬病が撲滅されていない国から犬を連れてくる場合は、かなり長い期間の隔離が必要とされます。

 

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