マナーを守り、安全にドッグランを楽しむための4つのルール

ドッグランは、愛犬をノーリードで自由に駆け回らせることができる、飼い主・愛犬ともにとっても楽しい場所です。
しかし、みんなが自由に行動できる空間だからこそ、周りに迷惑をかけずにしっかりとマナーとルールを守る必要があります。
以下にあげるポイントに気をつけて、みんなで楽しくドッグランで遊べるように心がけましょう。

初対面の犬が出会う場所ですから、トラブルが起きる可能性もあります。
また、大型犬に怖いもの知らずな小型犬が挑んでいき、かえって大怪我を負わされてしまうようなケースもあります。
小型犬と中型~大型犬のエリアが別れている場合は、安全のためにもそれぞれのエリアを利用するようにしましょう。

ちなみに、全てのワンちゃんがドッグランを楽しめるものではありません。
広い場所が苦手だったり、他のワンちゃんとの交流が苦手な子もいます。
こんな場合は、無理にドッグランを利用しなくても、愛犬が数寄な場所や通常の散歩、ちょっとしたお出かけを充実させてあげるようにしましょう。

ワクチン接種の証明書を持参する

公共の施設やペットショップ内などにあるドッグランでは、利用条件として自治体登録の鑑札、狂犬病・混合ワクチンの接種証明書の提示が義務付けられていることがほとんどです。
利用時に提示をする場合と、事前に利用の会員登録を行う際に提示する場合などがあります。
いずれも、持参していないとせっかく出向いたのにドッグランを利用できなくなってしまいますので、忘れず持参するようにしましょう。
また、利用前にホームページで調べるか、電話をして必要か否か確認するようにするとよいでしょう。

愛犬から目を離さない

ドッグランで犬を遊ばせたまま、飼い主さんは目を話して他の飼い主さんとお喋りをしている、というようなケースが多々あります。
しかし、愛犬から目を離すのは厳禁、監視は飼い主さんの義務です。
いつ他の犬と喧嘩に発展してしまうかわかりませんし、小型犬であれば、知らず知らず他の人に蹴られてしまったりなどの事故も起こりかねません。
ドッグランにいる間は、愛犬から決して目を離さず、相性が悪そうな犬がいたり、愛犬の様子が不穏なようであれば、すぐに外に連れ出せるように準備をしておきましょう。

おもちゃやおやつを持ち込まない

他の犬との取り合いになり喧嘩に発展する可能性があるので、おやつやおもちゃの持ち込みは控えます。
自分の犬に与える前に、おもちゃやおやつを持っているところに、他の犬が飛びかかってくるようなこともあり、トラブルにも発展しかねません。

ヒート中のメスを連れて行かない

避妊していないメスの犬は、ヒート(発情)中はドッグランに連れて行かないようにします。
周りのオス達が興奮し、不要な喧嘩やトラブルを誘発するだけでなく、望まない妊娠をしてしまう危険性もあります。
ドッグランだけでなく、オフ会やイベントなども同様、参加は控えます。
出血してから2週間ほどは発情期が続いていますので、ヒート期間が確実に終わるまでは他の犬が集まる場所に行かないようにしましょう。

 

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