イングリッシュ・セターがかかりやすい病気

イングリッシュ・セターは、イギリスのイングランド原産の大型犬です。
世界で最も有名なセター種で、単にセターと言えばこのイングリッシュ・セターを指す事もあります。

イングランドのセターの歴史は16世紀後半にさかのぼり、先祖にあたるスパニエル系の犬を訓練し、獲物の鳥を見つけたら体を伏せて待つ(セッティング)よう改良したのが始まりと言われています。
17世紀以降、専用の犬種を「セッティング・スパニエル」として繁殖し、さまざまな系統のセターがイギリス各地に広がっていきました。
19世紀になるとさらに改良が進められ、現在の特徴的な毛色である白地に細かい斑模様の被毛が作り出されました。
現在まで狩猟犬、ペット、ショードッグとして世界的に高い人気があり、日本でも猟犬/ショードッグの両タイプが繁殖されており、2010年度の国内登録頭数順位は134位中117位となっています。

性格は素直で、明るく友好的で家庭犬の適性があり、身体能力の高さからドッグスポーツにも使われています。
狩猟本能が高く、狩りを模した遊びなども大好きで運動量は非常に多いため、毎日十分な運動が必要です。

実猟犬として飼われることも多いが、ペットやショードッグとしても多く飼育されている。
又、身体能力が高いため、ドッグスポーツにも使用されている。

イングリッシュ・セターの特徴

体高

オス 65〜68cm
メス 61〜65cm

原産国

イギリス(イングランド)

特徴

15世紀頃からイギリスで鳥猟犬として活躍し、スパニッシュ・スパニエルなどと交配され猟犬としての能力を高められました。
静かで大人しくマナーが性質で、しつけや世話がしやすい犬種ですが、豊富な運動量を必要とするため十分な散歩と遊びの時間を作りましょう。

なりやすい病気

突発性顔面神経炎
難聴

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