愛犬の肥満が気になる飼い主さんは、健康寿命のためにも今日からすぐにでもダイエットを始めましょう。
→太ってる?痩せてる?愛犬の肥満度がわかる体型チェック
早く体重を落とさなければと頑張りすぎて、いきなりご飯を減らしたり運動量を大幅に増やしたりすると挫折してしまうこともあります。
無理せず、できることから少しずつ取り組んで続けていくことがダイエット成功の秘訣です。
【1】家族みんなでダイエットに取り組む
まずは、家族のみんなで愛犬のダイエットに取り組む意識をすることが大切です。
誰かが甘やかしてついついおやつをあげてしまっていては、ダイエットは成功できません。
みんなで強力して、愛犬のダイエットに強力していきましょう。
【2】愛犬の適切な体重を確認しよう
体の大きさには個体差があるので、同じ犬種だからといって一概に●kgが適切だとは限りません。
犬種の標準体重を目指すのではなく、獣医さんに相談して、愛犬のベストな体重と体型を教えてもらいましょう。
【3】1ヶ月に1回は体重測定をする
体重の変化を確認するために、定期的に体重を測って記録していくことが大切です。
結果が出るとダイエットを続けるモチベーションアップにも繋がります。
また、急激に体重が落ちすぎていないかチェックすることも大切です。
体重は、動物病院で測ることができます。
お家で測る時は、飼い主さんが愛犬を抱いた状態で体重計に乗り、そこから飼い主さんの体重を引けば愛犬の体重を算出できます。
【4】おやつは低カロリーのものを選ぼう
おやつをあげる場合、1日のカロリーの10%までを目安にします。
(おやつであげるカロリーの分、フードを減らします。)
⇒愛犬に必要なカロリー量の計算方法
ドライフードが好きな子なら、一日にあげる分からおやつとしてあげてもOKです。
ダイエット中におすすめのおやつは、カロリーが低く繊維質が豊富なキャベツや、低カロリーのダイエット用商品がおすすめです。
長さや量があるものは、細かくわけてあげましょう。
【5】運動よりも食事の管理を徹底する
犬の場合、人間のように運動で痩せるのは実は難しいのです。
無理に運動量を増やすよりも、まずは食事管理をして少しずつ体重を減らしていきましょう。
太っている状態で過度な運動をすると、足腰に負担がかかり関節を痛めてしまう可能性があります。
体重が減って体が軽くなってくれば、自然とワンちゃんも運動を楽しめるようになります。
【6】ごはんの食べ方を工夫する
犬は、15分間食べていないと満腹感を得られないと言われています。
適量のフードではすぐに食べきってしまうので、食べるのに時間がかかる食べにくい構造のフードボウルを使ったり、たくさん食べたがる子にはキャベツを先にあげてお腹を膨らませましょう。
長く噛んでいられる革のガムなどを与えることも効果的です。