肥満は健康の大敵です。
愛犬の肥満度を確認するために、目で見て、体を触って確かめる方法があります。
おうちにいて、普段からできる簡単な方法ですので、ワンちゃんの健康維持のためにも、定期的にチェックして肥満予防に努めていきましょう。
肥満チェックの仕方
腹部のへこみ方を見る
体を横から見て、胸はでっぱり、お腹にかけてへこんでいるか客員します。
胸部の肋骨が浮いているのは痩せ過ぎです。
腹部がへこんでおらず、胸からお腹にかけて並行かお腹が垂れているようでは太り過ぎです。
腰のくびれを見る
犬の真上から見て、腰のくびれ具合を見ます。
背骨の突起が見えるようであれば痩せ過ぎです。
腰にくびれがなかったり、背中が広く平らになっているようであれば太り過ぎです。
胸や脇腹を触る
胸や脇腹を撫でるように軽く触れてみます。
ソフトに触りながら、肋骨が数えられるくらいが理想的です。
触っても肋骨や肩甲骨がわからなければ太り過ぎです。
こんな時は危険信号!
首のくびれがない、しっぽの付け根が太い、背中が平らなどは、過度の肥満の証拠です。
さまざまな生活習慣病を引き起こしたり、手術のリスクが高まるなど健康寿命に大きく影響してきますので、すぐにでもダイエットに取り組みましょう。
肥満レベル
【1】痩せ
肋骨、腰椎、骨盤が見てすぐ分かる。
腰のくびれとお腹が過度にへこんでいる。
触っても骨ばって脂肪がわからない。
【2】やや痩せ
上から見て腰のくびれが顕著。
横から見て、お腹のへこみ具合がはっきりしている。
肋骨を簡単に触ることができる。
【3】理想的
上から見て肋骨の後ろにくびれが確認できる。
横から見てお腹のへこみが確認できる。
触ってみて、余分な脂肪がなく、軽くタッチして肋骨を確認できる。
【4】やや肥満
上から見て腰のくびれは見られるが、顕著ではない。
お腹はややへこんでいる。
触ってみて脂肪の厚みが確認できるが、肋骨に触れる。
【5】肥満
上から見て腰のくびれがほとんどなく、腹部もへこんでいないか垂れ下がっている。
触ってみると脂肪が厚く、肋骨がわかりづらい。
腰椎や尻尾の付け根にも脂肪がついている。