愛犬家ならば、大切な愛犬にとっても快適で過ごしやすい空間づくりをしたいと考えるものです。
愛犬にとって神経質になりやすいトイレや寝る場所や、犬と人間の生活スペースの分け方などのポイントをご紹介します。
トイレ・寝床は落ち着ける空間を
犬にとって、排泄や睡眠は無防備なため、落ち着ける場所を好みます。
このため、トイレやベッドの場所は、安全が確保された安心できる環境である必要があります。
部屋の隅や、廊下の奥まったところなどが好ましいです。
また、愛犬に対し、適切な天井の高さ(目線の1.5倍の高さ)に天井や屋根、覆いなどがあるようにします。
屋根代わりの仕切りの上にスペースができるようであれば、トイレシートやタオル、お散歩用具などの愛犬のグッズの収納場所にするといいでしょう。
トイレ周辺は、排泄物の臭いが問題になります。
なるべく換気扇に近いところに設けるか、換気を行いやすいように小窓の近くなどにしましょう。
人間とのスペースを分けることも必要
家の中をすべて人と犬の共通の生活スペースにできれば理想的ですが、犬に邪魔をされない場所や、互いにくつろげるスペースが必要なものです。
犬にいたずらされては困るような部屋、階段など犬にとって危険があるエリアや、犬が苦手な家族の個人的スペースなどは愛犬が入れないようにします。
犬が移動できるエリアの間には、愛犬が自由に出入りできる専用扉を設けるとよいでしょう。
ペットドア付きの扉を設置すれば、犬の出入りのためにドアを開けっ放しにしておく必要もなくなります。