犬の体型や体の名称を知ろう

犬を飼ううえで、種類や体の基本的な知識を持っておくことは健康管理などにも役立ちます。
長く付き合っていく大切な家族ですから、犬の知識と理解を深めておきましょう。

体の各部の名前

犬の体の各部位は、下図のような名称で呼ばれています。

服のサイズなどでも目にする体高(たいこう)は、肩甲骨の一番高いところ(き甲)から地面まで。
体長(たいちょう)は首の付け根からおしりの一番突き出した部分(坐骨端)までです。

胴体

犬の胴体は、大きく「船底型」、「たる型」、「扁平型」の3つに分けられます。
最も多いのが船底型で、前から見ると船のような形をしています。
扁平型の代表的なものはサルーキやボルゾイなどの細く早く走ることに特化した犬種などです。
ブルドッグ、パグなどはたる型です。

背中の形は「水平型」、「弓形」、「湾曲型」に分けられます。
ほとんどの犬はまっすぐに伸びた水平型ですが、早く走る特性のあるグレーハウンドなどは弓形です。
横揺れしながら歩くブルドッグなどは、湾曲型の代表格です。

犬種は小型犬、中型犬、大型犬に大きくわけられています。
大きなものは77〜100kgになるセント・バーナード、小さなものは400g〜2.7kgほどのチワワと、犬種によって大きく違いがあります。
これから犬を選ぶという人は、ほしい犬種の種別、成犬時のおおよその体高、体調、体重などを知っておき、ライフスタイルに合った犬種か、面倒を見ていけるかなどを十分に検討しましょう。

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