理想的な子犬の入手方法は?それぞれのメリット、デメリットを知ろう

現在、子犬の入手ルートはいくつかの方法があります。
それぞれのメリット・デメリットを知り、納得のいく入手方法を決めましょう。
一生を共にする大切な家族ですから、衝動的ではなくじっくり時間をかけ、飼い主も犬も幸せなめぐり逢いを実現したいものです。

ブリーダー

ブリーダーさんは、ブリーディングしている犬種のプロであり、心身ともに健康な子犬を手に入れることができるでしょう。
ほしい犬種を繁殖しているブリーダーさんを訪ねることで、子犬の生まれ育つ環境を確認できます。
また、親犬やその親犬を見ることで、子犬が成長した姿をある程度想像できます。
基本的に、ブリーダーさんから子犬を譲り受けて終わりではなく、その後もしつけや健康状態の相談に乗ってもらえる存在として長く付き合いをしていくことになります。
その犬種に関して知識も経験値も豊富ですから、疑問などがあったら聞いてみましょう。

しかし、ブリーダーさんの中には、お金儲けのためだけに適当な環境で繁殖をさせているような悪質な人もいます。
実際に訪ね、犬舎や親犬などをしっかり見せてくれなかったり、子犬に対する質問の受け答えが曖昧だったりするような所は避けたほうが懸命です。
自信を持って犬を親身に繁殖させていると感じられるブリーダーさんから譲り受けるようにしましょう。

ペットショップやインターネット

現在日本では、犬はペットショップでの購入が一般的です。
しかし、諸外国では店頭での生体販売を法律で禁じている国もあり、それだけリスクが高いと見なされている方法でもあります。
1つに、子犬の出自がわからないこと、2つ目に早すぎる段階で母犬や兄弟犬と離されている場合がほとんどです。
以上の2点をクリアしているショップなら信頼性が高いと言えるでしょう。
インターネットが普及した近年では、ネットを利用して子犬を探して購入する人も多くいるようです。
写真の子犬と異なる、実際は健康状態に問題があるなどのトラブルが多発し、このため2012年にネット販売でも「対面確認」や「現物確認」が義務付けられました。

里親になる

全国にはさまざまな理由で手放され、殺処分されてしまう犬がまだまだたくさんいます。
こうした犬の里親になることで、1匹でも不幸な犬を減らすことができます。
子犬ばかりではありませんが、自治体などが運営する動物愛護センターで犬を譲渡してもらったり、ボランティアが開催している譲渡会に参加して里親になる選択肢もあります。
里親募集の情報は、インターネットや地域の新聞、情報誌などで探すことができます。
里親になるためには、家族構成や住宅環境などの条件が設けられていたり、譲渡前に確認のための訪問を受けることもあります。

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