うちの子は陽気?知性派?犬種の性格タイプを知ろう

人間の性格が人によってさまざまなように、犬の性格も千差万別です。
本来、猟犬や牧羊犬として使役してきた犬種と、愛玩犬として長い歴史を持つ犬種では当然性質が異なります。
また、その犬種の基本的な気質は大きく変わらないものの、飼い主さんからの愛情のかけられ方や訓練やしつけ、飼育環境によっても性格が変わります。

楽しいこと大好き!陽気なアクティブ型

ダックスフントやビーグル、ヨークシャー・テリア、シーズーなどは、陽気で楽しく遊ぶのが大好きです。
中型犬や小型犬は、元気いっぱいなアクティブ型が多く、一緒に長い時間を過ごす室内犬として大変魅力的です。
たくさん一緒に遊んで充実した時間を過ごすほど、愛犬と親密な関係が築けます。
これまで犬を飼ったことがない初心者の方にも、飼いやすい犬種といえるでしょう。
ただし、甘やかしすぎるとわがままになりリーダーとして振る舞うようになるので、節度を持ってかわいがることが大切です。

穏やかな知性派

繊細でもの静かな犬種は、チャウチャウです。
アフガン・ハウンドやエアデール・テリア、セント・バーナードなども大人しくて利口で、飼い主さんのよきパートナーとなるでしょう。
大きな犬を室内飼いする場合は、広い室内で飼い、十分に運動ができる時間を毎日作ってあげることが大切です。

プライド型

利口でプライドが高く、意外と人間味が溢れるのがプードルです。
元来、フランス貴族の愛玩犬だった歴史を持ち、いまもなお上品な雰囲気で多くの人を魅了しています。
また、一般的に日本犬は気位が高いと言われています。
このほかに、ヨークシャー・テリア、ペキニーズもプライドが高い犬種です。

社交型

人によく慣れ、頭もよいのがマルチーズやコリーです。
社交派な犬種も、初心者に飼いやすい犬種です。

しつけが大切な戦闘型

番犬、警備犬として作られた歴史を持つドーベルマンは、攻撃性が高く、十分なしつけや訓練をしていないと飼うのは難しいでしょう。
また、ピットブルやボクサーなどといった闘犬や闘牛をしていた犬種も同様です。
日本の犬種では、秋田犬や土佐犬などが該当します。
重要なのは、このように攻撃力が高い犬を必要以上に恐ろしい犬種だと決めつけないことです。
どんなに攻撃的な気質を持つ犬種でも、子犬のころから十分に愛情を注ぎ、トレーニングと訓練を行えば、忠実で頼もしいパートナーになるのです。

静かな大人しいタイプ

小さくて大人しく、飼いやすいことで有名なのはチワワですが、実は強情という側面があります。
また、大人しさは犬種よりも個体差で左右されることが多いでしょう。
大人しさの大きな理由は、その犬の気の弱さや臆病さに関係しています。
神経質で怖がりな犬は、どうしても内向的になり大人しくなりがちです。
また、普段大人しくても、怖いことがあったりするとパニックになり興奮して暴れてしまうこともあります。
このような場合は、小さい頃からたくさん愛情を注ぎ、外界のさまざまな環境に慣れさせ、何かがあっても飼い主がついているから大丈夫とわからせてあげることが大切です。

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