シーズーがかかりやすい病気

シーズーは、中国原産の小型犬で、ラサ・アプソとペキニーズを掛け合わせて作られた犬種です。
「獅子狗」(シーツーコウ)と呼ばれ、清朝末期に宮廷や身分が高い人達に飼われていた歴史を持っています。

元来チベット高原が原産であり、寒冷地の犬の特徴である下毛が密生している。
大きな瞳と多方面に跳ねている鼻の周りの毛が特徴で、菊の花のように見えることから、「クリサンセマム・ドッグ」とも呼ばれています。

無駄吠えが少なく快活ですが、頑固な面があるためしっかりしつけを行なわないと無駄吠えが多く扱いづらい子になることがあります。
人懐っこい時もありますが、癇癪を起こすこともあります。
活発な性格で、小児や高齢者のいる家庭でも飼育ができます。
他の犬とのコミュニケーションがとれ、多頭飼いも比較的容易な犬種といえます。

シーズーの特徴

体高

オス、メスともに26cm程度

体重

オス、メスともに4.5〜8kg

原産国

中国

特徴

プライドが高く傲慢に見えがちだが、実は社交的で愛情深い。
陽気で頭がよくしつけはしやすく、世界各国で人気がある。

なりやすい病気

呼吸器系疾患:
軟口蓋過長症(軟口蓋が長く伸び、息を吸うときに気道を塞ぐ)
短頭種気道閉塞症候群(短頭種特有の体の構造が原因で、上部気道が塞がれる)

造血器系疾患:
免疫介在性溶血性貧血(赤血球が破壊される)
血小板減少症

泌尿器系疾患:
腎異形成(腎臓が小さく、正常に発育していない)
家族性腎疾患(一つの家系にこうひんどに発生する腎疾患)
シュウ酸カルシウム結石

感覚器系疾患:
流涙症(涙が涙点ではないところから出る)
色素性角膜炎(角膜に炎症が起き、色素沈着などが発生する)
緑内障

皮膚疾患:
表皮嚢腫

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