子犬をお迎えすることが決まったら、子犬が来てからあれがないこれがないと慌てなくて済むように、必要なものを揃えましょう。
まずは必要最低限の物を準備しておき、子犬が来てからライフスタイルに合ったグッズを買い足していくと無駄な出費が抑えられます。
用意しておく物/グッズ
□サークル
愛犬の「お部屋」や「居場所」として、安心して過ごせる場所となるサークルは必須です。
トイレのしつけをこの中で行ったり、留守番中はここで過ごさせるなど、犬のための必要スペースを作ります。
ベッド(クッション)、トイレに加えて余裕を持ったスペースのサイズにします。
中には、犬や用途に合わせてサイズを変えられるものもあります。
□ケージ
お出かけや旅行、通院など、犬を外に連れていく時に使います。
布製のバッグタイプのものもありますが、子犬のうちはプラスチック製などの頑丈なハードタイプが好ましいでしょう。
持ち運びに使わないときは、サークルの中に置いておき、中にクッションを敷いて犬のベッド代わりとして使う方法もあります。
□フード、フードの器
子犬用のフードは、さまざまなものが販売されています。
どれを選んだらいいかわからない場合は、まずは購入先のブリーダーやショップでおすすめされるものを準備しましょう。
また、生後半年ほどはお湯を入れてやわらかくしたものを与えるため、与え方も聞くとよいでしょう。
(フードのパッケージにも与え方が説明されています)
フードの器(ボウル)は、食べている間に倒れたりしない安定感のあるものを選びます。
□水の器
フード用の器とは別に、飲み水専用の器(ボウル)を用意します。
丈夫で衛生的な陶器やステンレスのものがおすすめです。
サークルに取り付けタイプの給水器もあります。
こちらは、水の器をうっかり倒してこぼしてしまう心配がなく、留守番中も安心です。
下の画像は給水器です。水を入れたボトルをつけて水を与えます。
□トイレシーツ
子犬を迎えてすぐ必要になるので、多めに用意しておきます。
当初はトイレのしつけができていませんから、失敗に備えてビニールシートや新聞紙をトイレ周辺の下に敷いておくと部屋を必要以上に汚さずに済みます。
□ウェットティッシュ、綿棒
目やにを取ったりクチやお尻を拭いたりするのに重宝するウェットティッシュは便利なアイテムです。
ペット専用のものもあるので、多めに用意しておきましょう。
綿棒は耳のお掃除に使います。
小さい頃から目や口、耳を触ることに慣れておくと、いざという時にお世話が大変楽です。
□歯ブラシ
歯みがきは、子犬の頃から習慣づけておくことが大切です。
乳歯が抜けて、新しい歯が生えてきた頃からしっかり歯みがきを行います。
子犬のうちは、ヘッドの小さい子犬用の歯ブラシを使うとよいでしょう。
□首輪とリード
子犬はどんどん大きくなっていきますので、成長に合わせて買い換えていきましょう。
ワクチンが済むまでは外に連れていけませんが、家の中で首輪やリード、ハーネスをつけて、これらのものをつけることに慣れさせておきましょう。
□おもちゃ
子犬の間は、歯の生え変わりに伴い、歯や歯茎が痒くてとにかく物を噛みたがります。
かじれるおもちゃなら、歯の痒みを解消しながらエネルギーを発散させられます。
子犬のうちはなんでも食べてしまいますので、飲み込めないサイズの安全なおもちゃを選びましょう。
□毛布、タオル
サークル内の床に、柔らかい布類を敷いておきます。
母犬や兄弟犬のにおいがついたものをもらっておくと子犬の寂しさを和らげることができます。
ベッドがわりに、顎を乗せられるタイプのクッションを置いておいてもよいでしょう。