これまで犬を飼ったことがない方は、子犬選びで迷うことが多くあるでしょう。
ただかわいいというだけで安易に決めてしまっては、後から後悔する可能性もあります。
長く付き合っていく大切な家族となるので、なるべく健康で、明るく優しい性格の子を選びたいものです。
ここでは、子犬選びの時に参考になる性格の見極め方やチェックしておきたいポイントをご紹介します。
購入先で情報をチェック
子犬を手に入れる場合、ブリーダーやペットショップなどいくつかのルートがあります。
いずれも、しっかりと自分の目で確認し、健康状態や性格をできる限り見極めることが大切です。
すぐに死んでしまった、大きな病気を抱えていた、実は目が見えていなかった、純血種のはずが大きくなったらその犬種らしくない、などの購入後のトラブルも報告されています。
信頼できる売り手の場合、以下の項目に関してしっかりと教えてくれるでしょう。
□ワクチン接種の有無
□親犬の血統や性格
□子犬の生年月日
□子犬の健康状態
これらを教えてくれなかったり、曖昧な場合はあまり信用できませんから、見送ったほうが無難です。
また、子犬が死んでしまった場合の補填や、遺伝疾患の有無、親犬の性格なども聞いて、後悔のないような子を選びましょう。
子犬の性格をチェック
手を叩いて呼んでみる
兄弟犬達と群れている時に、手を叩いて呼んで反応を見ます。
真っ先に飛んでくる好奇心が強い子、のんびりこちらに来る子、尻込みして怯える子など、性格の傾向を見ることができます。
物を落としてみる
落とした時に大きな音が出るものを、子犬達の近くに落としてみます。
動じない肝の座った子、一旦逃げても戻って確認する好奇心の強い子、逃げたままの子などで性格がわかります。
動じない子は、目や耳が聞こえていない可能性もありますので、また別に見えているか、聞こえているかを確認してみましょう。
持ち上げてみる
子犬を少しだけ抱き上げてみましょう。
おとなしく受け入れるか嫌がるかで、服従性の高さがわかります。
嫌がる子は、臆病な子の場合もあります。
仰向けにしてみる
子犬を仰向けにしてみます。
素直に受け入れてお腹を出しているか、はじめは騒いでもおとなしくなるか、大騒ぎして噛んだりするといった反応の違いで、従順性がわかります。