愛犬の食事の時間帯をあまり深く考えていない飼い主さんは多くいます。
実は、犬にご飯を与えるべきタイミングは、年齢や犬種によって異なっているのをご存知でしたか?
年齢に応じたタイミング
犬にご飯をあげるタイミングはケースバイケースですが、月齢の低い子には1日4回、生後6か月頃からは1日2回のペースで与えます。
生後12か月以降は1日1回でも大丈夫と言われていますが、基本的には1日2回に分けるべきです。
ご飯を食べた後すぐに激しく動くと、肥満や胃腸不良など健康被害に繋がることがあるので注意しましょう。
この場合、食べた量が多いほど、健康被害が大きくなりますので、一度のご飯の量が適量であるほうが好ましいのです。
一日一食、朝食だけのドカ食いをさせるよりは、分けて食べさせてあげたほうがよいのです。
ご飯を食べた直後の散歩や運動は避けたほうがよいので、散歩はご飯の前にするとよいでしょう。
体型や犬の数、飼い主に合わせる
犬の体型に合わせる場合は、摂取量から調整をしましょう。
大型犬は1度に食べる量が多いため、1日3回に分けるべきです。
小型犬は1度に食べる量が少なく、しっかり食べさせるためにも朝のボリュームを多くし、夕方早めに少ない量で、1日2回与えるようにします。
犬の大小や犬種問わず、ご飯をあげる時間は決めておき、決まった時間にあげるようにします。
日中自宅にいないという飼い主さんは、朝7時頃、夕方5時頃を目安にして食事の時間を決めるとよいでしょう。
また、多頭飼いをしている場合は、残した餌を他の犬が食べてしまうケースがあります。
餌をケージの中で与えるなど工夫をして、食べ残しや偏食をしないようコントロールしてあげましょう。