愛犬・愛猫の下痢はさまざまな原因で起こるため、完全に予防することは難しいといえます。
しかし、以下に挙げる5つのポイントを心がけて実践することで、多くのケースを予防できる可能性が高くなります。
ワクチンによる予防
ウィルス感染が原因の下痢の場合、ワクチンの接種をすることでウィルスからペットを守り、万が一感染しても症状を軽減することができます。
毎年のワクチンを忘れずに行いましょう。
定期的に健康診断をする
犬・猫は、人間よりも早く歳をとっていきます。
人間は年に1回の健康診断が推奨されていますが、犬・猫の1年は人間の数年分(成犬の場合は3〜4年相当)と同じと考えた場合、定期的な健康診断を行い、異常や病気の早期発見が必要といえます。
定期的に駆虫をする
よくお散歩をしたり、アウトドアのレジャーに行くワンちゃんなどは、季節ごとに駆虫薬による定期駆虫を行うことで、寄生虫の感染を防ぐことができます。
特に自然が豊かなところに行く機会が多い子は、定期駆虫を行うと好ましいでしょう。
食事の管理をする
おうちでできる予防法として、日々の適切な食事の管理が重要です。
人の食べ物の中には、犬・猫にとって毒になるものもありますから、むやみに人間の食べ物を食べさせるのはやめましょう。
また、缶詰やパウチなどの形態のフードは、開封後は早めにあげてしまうようにします。
食べきれずに数日たってしまったものは、傷んでいる可能性が高いのであげるのはやめましょう。
フードの種類を変える時は、一気に変えるのではなく、少しずつ変えて慣らしていきましょう。
もちろん、拾い食いは避け、誤飲事故などがないように飲み込めるサイズの小物などは犬・猫から離しておきましょう。
環境に気を配る
季節の移り変わりや、旅行などに伴うホテルなどの宿泊、長距離の移動、近所の工事などの一時的な騒音、新しい犬・猫が家族に加わるなど、
さまざまな環境のの変化がストレスとなり、下痢をしてしまうこともあります。
ストレスが考えられる場合は、ストレスの元を取り除く、改善するなどの対応をしたり、ゆっくり休めるように工夫してあげましょう。