大切なパートナーだから、後悔しない子犬の選び方

子犬選びのポイントは、性格と健康状態です。
一生を共にする大切な家族となるのですから、元気で気立てがよいに出会いたいものです。
ポイントを押さえて、後悔のない最良のパートナー選びをしましょう。

子犬の月齢

子犬は、生後3〜4週で親や兄弟犬から離すと、犬同士の接し方がわからない子になるケースがあります。
このため、生後2ヶ月はたってからのほうがよいでしょう。
(ペットショップの子犬は概ね生後2ヶ月後〜です。)
ただし、生後13週以上親と一緒にいた子犬は、人間社会に馴染ませるのに苦労する傾向があるため、生後7〜13週以前に飼い始めるのが理想的です。
成犬から飼い始める場合、改めて慣れさせたり性格を改善するのは難しいので、犬を飼った経験のない人は子犬から飼い始めるのがおすすめです。

性格や行動

兄弟犬や一緒にいる子犬達とよくじゃれ合い、活発に走り回っている。
すみのほうでじっとうずくまっているような子は、臆病だったり、何かの疾患を持っていることもあります。
手を出してみて、においを嗅ぎに来たり、じゃれてくるような子は人見知りせず、社交的です。

体格

体を撫でた時に、ふっくらと肉づきがいいか確認しましょう。
骨をはっきり感じ取れるほど痩せているのは、何かの病気や寄生虫がいる可能性があります。

しっかりと4本の足で立ち、ふらついたりしていないか確認します。
足の裏はきれいか、肉球も忘れず見ておきましょう。

毛・皮膚

被毛は汚れておらず、清潔感があるか、部分的な抜け毛や薄い所はなく、豊かに生えているか確認します。
肛門や耳の周辺の毛が汚れていないかもチェック。
汚れている子は、病気の可能性があります。
掻いている箇所や、赤くなっていたり、湿疹ができていないか確認します。

表情は豊かか確認します。
目が澄んでいて、キラキラ輝いているなら大丈夫。
力なく元気がなく見えたら注意しましょう。
また、目やにが異常に多く汚れているようなら、目の病気が疑われます。

鼻水が出ていないかチェックします。
膿っぽいものは何らかの病気が、水っぽいものは風邪をひいている場合があります。

口と歯

噛みあわせは正常か、見るからに違和感のある噛みあわせではないか確認します。
歯並びは、生後6ヶ月以降は生え変わるので長期的な目安にはなりませんが、ちゃんと歯が生えているか念のため確認します。
口の中が臭くないか、口腔の粘膜は綺麗なピンク色か確認します。

耳の穴や周辺は綺麗か、異臭や悪臭はないか確認します。
これらの異常があれば、病気である可能性があります。
また、耳に触ってみて温かいようであれば、熱がある可能性があります。

お尻

引き締まっていて、汚れていないか確認します。
うんちで汚れている場合は、下痢を起こしている可能性があります。

しっぽ

その犬種の特徴通りのしっぽか確認します。
(巻いている犬種なら巻いていてだらりと垂れていないかなど。)
元気がよい子犬は、よく動かし、たくさん振ります。

 

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