犬のお肌を健康に保つためには、定期的なシャンプーが必要です。
サロンでのトリミングでお願いすることもできますが、自宅で洗うほうが経済的ですし、愛犬とのコミュニケーションも図れます。
また、シャンプーの頻度は1週間〜10日に1度でよいと言われています。
シャンプーの方法
シャンプーの製品によって使い方は少しずつ異なりますが、一般的なシャンプーの方法をご紹介します。
犬種や個体差があるため、シャンプーの方法に不安がある方は、シャンプーを行う前にトリマーさんや獣医さんに相談したりアドバイスをもらうといいでしょう。
【1】
被毛のもつれをブラッシングでほぐした後に、ぬるい温水で被毛と地肌をしっかり濡らします。
お湯の温度はぬるめの35度くらいがよいでしょう。
あまりお湯が熱いと、キャンキャン鳴いて嫌がることもあります。
シャワーで嫌な思いをさせると、シャンプーを嫌がるようになってしまうので気をつけましょう。
【2】
シャンプー液を手で泡立てながら全身になじませ、指先で地肌をマッサージするように5〜10分程時間をかけて洗います。
中型犬は30〜40mlを目安として、被毛の長さや汚れ具合に合わせて使用料を調節します。
【3】
温めの温水で被毛と地肌全体を充分すすぎます。
汚れが酷い場合は二度洗いを行います。
洗い残しがあると、皮膚にダメージが残る場合があるので、充分に洗い流しましょう。
【4】
被毛と地肌の水分を手でよく絞った後、タオルでよく拭き取り、ドライヤーやブラシなどを使って乾かします。
温風は約30cmは離し、遠くから当てます。
目には直接当てないように気をつけ、ドライヤーによるやけどに充分気をつけましょう。
シャンプーのポイント
被毛だけでなく、皮膚のことも考えた日々のスキンケアを心がけましょう。
スキンチェックを行い、病気の早期発見をしましょう。
皮膚の状態をよく観察し、愛犬に合ったシャンプーを選びましょう。
犬と人間では皮膚の構造が違います。
犬用に開発されたシャンプーを使いましょう。
人間用のものは刺激が強すぎて、犬にとって害がある場合があります。
使用するシャンプー製品にの成分を確認しておきましょう。
最近は、主成分だけでなく全成分が表示されているものもあります。
シャンプーだけでなく、スキンケアアイテム全般に、成分表示に関心を持つようにしましょう。