寝ている間に愛犬が寝言を言うのはなぜ?

犬は猫と違って夜行性ではないので、人間のように昼に起きて夜眠ります。
しかし、睡眠のサイクルはは人と同じではなく、人間よりも睡眠は浅く、眠っている時間は短いです。
お昼寝中や夜寝ている時に「愛犬の寝言」を聞いたことがある方もいるかと思いますが、犬はどうして寝言を言うのでしょうか?

犬が寝言を言う理由

犬が寝言を言う原因は、シンプルに「犬も夢を見ているから」です。
人は寝ている間、レム睡眠とノンレム睡眠の状態をを繰り返します。
実は、犬も同じように浅い眠り(レム)と深い眠り(ノンレム)を繰り返しているのです。
犬の場合は、1日12時間眠る犬種もいますが、レム睡眠が長いため途中で起きてしまうことが多いのです。

レム睡眠中は夢を見ることが多いと言われており、浅い眠りの間に、犬も夢を見て寝言を言う場合があります。

ストレスで寝言を言っている場合も

夢だけでなく、ストレスが原因で寝言を言っている可能性があります。
ダニやノミが居てかゆい、何かしらの強いストレスを受けて怖い夢を見ている、恐怖心が強く深く眠れず睡眠不足に陥っているなど、愛犬の健康状態が好ましくないのであれば問題です。
あまりにも寝ている間に、うなされるような感じで寝言を言っていたら、飼い主としても心配になるでしょう。

こんな時は、ストレス解消のために遊んであげたり、ブラッシングや散歩をしてゆっくり眠れるような生活習慣を作ってあげてください。
一緒に遊ぶだけでもわんちゃんのストレスは解消されます。
ダニやノミが原因であれば取り除くために投薬をしたり、犬が恐怖を感じるようなものがあるのであれば取り除きます。
まずは愛犬の健康状態を十分に把握して、快適な睡眠環境を整えてあげましょう。

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