通院が基本
往診を行っている獣医さんもいますが、原則としてこちらから動物病院にペットを連れて行きます。
獣医さんが持ち運べる診療器具などに限界があるほか、他のペットとの兼ね合いですぐに対応できないこともあります。
初診でないならば、かかりつけの病院を決めておき、目的が決まっているのであれば事前に予約をしてから行けばスムーズです。
予約
狂犬病予防や混合ワクチン接種などの予防接種を希望であれば、予め希望日に予約します。
(予約を受け付けていない動物病院では必要ありません。)
急な体調不良やケガで病院にかかりたい場合は、通院前に電話をします。
ペットの症状などを詳しく伝え、そこで予約をするか、予約が不要ならば通院の指示を受けます。
動物病院に行く際は、嘔吐物や異常が見られる便、膿などをできる限り持っていき、獣医さんにも見せましょう。
出血があるなら、出血の状況がわかるようにカメラやスマホで写真を撮っておくと役に立ちます。
待合室
待合室は、他の犬や猫もいます。
感染症をもらったり、またはうつしてしまわないよう、他のペットとの接触は避けます。
また、体調不良でナイーブになっているペットもたくさんいますから、犬同士の不必要な交流はさせないように気をつけましょう。
犬が興奮して吠えたり暴れるようであれば、ケージに入れるか、診察の順番が来るまで病院の外で落ち着かせてあげます。
診断
持参した嘔吐物や異常が見られる便や分泌物を獣医さんに見せ、異常の詳細を、できるかぎり詳しく伝えます。
●いつから
●どこで(特定の場所が関わっている場合)
●どのような異常があるのか/どのようにケガをしたのか
3つのポイントをなるべく正確に伝えることで、獣医さんの診断の助けになります。
噛み癖がある場合
診察前に、事故を防ぐために予め獣医さんに噛み癖を伝えます。
入院時の注意
手術などで入院する場合、予防接種を済ませている必要があるため、狂犬病予防接種や混合ワクチン接種を毎年必ず行っておきます。
かかりつけの獣医さんであれば、予防接種の接種状況も把握できているため、入院時もスムーズです。
毎年のワクチン接種の際に、健康診断を兼ねて尿や便、その他気になる部分の検査も行っておくとよいでしょう。