子犬が来てから1週間の過ごし方

子犬にとって、飼い主さんのお家に来たばかりの時は、初めてのことだらけで不安になりがちです。
最初の1週間は、子犬を新しい環境に慣れさせて安心させてあげることが重要です。

子犬を家に連れてくる時間帯は、日中がベストです。
夜眠りにつくまでに、環境に慣れる時間が作れるからです。
体力がなく社会性も身についていない子犬にとっては、新しい環境は心身共に相当疲れます。
このタイミングでいろいろ構ったり遊んだりすると子犬には大きな負担となりますので、新しい環境や家族に少しずつ慣らしていきましょう。
体調が変わりやすい子犬の万が一の場合に備えて、最初の1週間は誰かが家にいて子犬の様子を見ているのが理想です。

初日は静かに見守る

ブリーダーから譲り受けた子犬なら母親や兄弟犬から離され、ペットショップで購入した子犬なら新たな環境に不安でいっぱいです。
安心させるためには、子犬を必要以上に構わず子犬のペースでゆっくり好きなように過ごさせます。
お構いなしに遊んだり抱っこしたり構いすぎると、ストレスになったり体調を崩しかねません。
大声で騒いだりせず、見守ってあげましょう。

2日目以降は休ませながら遊ぶ

子犬の性格にもよりますが、翌日からはたいてい遊び始めます。
それでもまだ緊張していたり不安が残る状態ですので、興奮しすぎて疲れてしまわないよう、子犬のペースに合わせて適度に休ませながら遊んであげましょう。
人間の赤ちゃんと同様に、子犬もたくさん眠ります。
30分ほど遊んでおうちへ入れてあげればすぐにお昼寝を始めるでしょうから、たっぷり寝かせてあげましょう。

遊びながらスキンシップを始める

遊んでやりながら、徐々にスキンシップを始め、ボディタッチに慣れさせていきます。
特に嫌がりやすいお腹、足の先、お尻なども含めて、体のどこを触られても嫌がらない子に育てるためには、早い段階でたくさんのスキンシップをしていることが大切です。
人の手に十分に慣れれば、後から動物病院やトリミングサロンでも手のかからない子になります。

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