初めて犬を飼う人にとって、子犬の育て方はわからないことだらけです。
すくすく育つ子犬の時期のごはんは、とっても大切。
子犬のごはんについてしっかり理解して、元気で強い子に育ててあげましょう。
Q.フードの切り替え方は?
子犬を迎えて1習慣ほどは、それまで与えていたのと同じものを同じ回数と量で与えます。
他のフードにいきなり切り替えるとお腹を壊したりする恐れがあります。
新しい環境に慣れてきたら、2〜3週間かけてゆるい便や下痢、嘔吐などの問題がないか確認しながら、新しいフードを少しずつ混ぜながら切り替えていきます。
Q.ドライフードとウェットフードの違いは?
ドライフードはウェットフードに較べて比較的安く、歯みがきの効果もあり、日持ちするというメリットがあります。
ウェットフードは嗜好性が高く、柔らかいので子犬も食べやすく、水分も補給できる特徴があります。
子犬の間は、成長期に必要な栄養やカロリーが配慮された子犬用のフードを選びましょう。
Q.ふやかしたフードはいつやめるべき?
小型犬は、中〜大型犬に比べて歯が弱い傾向があります。
このため、子犬の頃から柔らかいものばかり与えていると、顎の骨や歯茎が鍛えられず噛む力が弱い子になってしまいます。
ふやかしたフードは3ヶ月ぐらいまでにして、これ移行は徐々にふやかす水の量を減らすなどしてフードを固くしていきましょう。
固いフードを噛むと歯石が取れる効果も期待できます。
Q.手作り食も必要?
大きくなってから病気になって療養食を食べることになったり、震災などの非常事態で普段のフードが手に入れられなくなることも起こりえます。
こんな時、普段から何でも食べられるようにしておけば、いざという時にも苦労しません。
ドライフード、ウェットフード、手作り食となんでも食べられるようにしておくとよいでしょう。
手作り食の場合は、犬に与えてよいもの・悪いものをしっかり調べてから作りましょう。
Q.ごはんのトラブルはどんなものがある?
最も避けたいトラブルは、目を離した隙にチョコレートを大量に食べてしまい、ショック状態や急性心不全を起こしてしまう事故です。
チョコレートは犬にとって毒となり、最悪命を落としてしまうこともあります。
食べてはいけないものは犬の届かないところに置くようにしましょう。
Q.突然食べなくなってしまったら?
急にごはんを食べなくなった、食欲が急激に落ちた場合は、体調が悪い可能性があります。
なるべく早めに病院につれていき、診察してもらいましょう。
部屋の模様替えや騒音など、急激な環境の変化でストレスを抱えて食欲が落ちてしまうこともあるのです。
フードにお湯をかけたりレンジにかけてにおいで食欲をそそったり、少量のお肉やヨーグルトなど嗜好性の高いものをフードに混ぜるのも効果的です。