良質なフード選びのために、総合栄養食の成分表示の意味を知ろう

愛犬の健康のために、最良のフード選びをしたいとお考えの飼い主さんはたくさんいると思います。
ペットショップやホームセンターなどでは、国産から海外産まで多種多様ななフードが並んでおり、どれを選んだらいいか悩んでしまうことも多いでしょう。
犬のフードも、人間の食べ物と同様に成分表示が行なわれています。
成分表示の意味とその働きを知り、愛犬に最適なフード選びの参考にしましょう。

タンパク質

タンパク質は、皮膚や爪など、体づくりに必要なアミノ酸を組成します。
アミノ酸はバランスよく摂取することが重要で、特に動物性タンパク質には食事から摂取する必要がある「必須アミノ酸」がたくさん含まれています。

脂肪

脂溶性ビタミンの供給を助け、食事から摂取する必要がある必須脂肪酸の供給源になります。
必須脂肪酸は被毛、皮膚を保護する働きがあります。
ただし、過剰な摂取は肥満の原因になるため注意しましょう。

繊維

下痢の際には水分を吸収し、便秘の際には水分を加えて腸内環境を整え、健康な便通の助けとなります。
血中コレステロール濃度を下げる働きもあります。

灰分

ビタミンやミネラルのことです。
ビタミンAは目の健康、ビタミンB群は皮膚の健康、ビタミンは丈夫な歯や骨を作る働きがあります。

水分

通常、ドライフードには10%以下の割合で含まれています。

カルシウム

丈夫な骨格の形成のために、実は人間以上に多くのカルシウムが必要です。
リンとカルシウムの2つが充分摂取される必要があります。

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