チワワは、メキシコ原産の犬で、世界的に最も小さな犬種として認められています。
住宅事情が狭い日本でも、コンパニオンドッグとして大変人気があります。
チワワは北アメリカでは最も古い犬種ですが、この歴史的事実はあまり知られていません。
19世紀半ばからアメリカで現在の形のチワワが品種改良され、日本では1970年代から飼育されるようになりました。
アメリカと日本では、CMにチワワが起用されたことにより人気が爆発した背景があります。
日本では、狭い住宅事情にマッチした飼いやすさから、2006年のジャパンケネルクラブのデータではダックスフントに次ぐ2位の登録数を誇っています。
現在チワワを飼っている人も、これから飼いたい人も知っておきたい、チワワのかかりやすい病気をご紹介します。
チワワの特徴
体高
約13cm
体重
0.5〜3kg
原産国
メキシコ
特徴
人懐っこく、表情豊か。
愛情をかけられると素直に喜び、愛玩犬として適正が高い。
臆病で警戒心が強いため、番犬として役立つ。
個体によっては気が強いものや、体の大きさに関わらず強気な子も。
寒い地方では、湯たんぽ代わりに使われていた歴史もある。
なりやすい病気
呼吸器系:
軟口蓋過長症(軟口蓋が伸びて、呼吸の際に気道を塞いでしまう)
気管虚脱(器官の強度がなくなり潰れてしまう)
神経系:発育障害(水頭症)
感覚器系:
睫毛乱生(まつげが角膜に向かって生える)
急性角膜水腫(角膜内に混濁を起こす)
原発性虹彩萎縮(虹彩に多数の穴が空く)
パターン脱毛(耳周辺)
増殖性血栓性壊死(血栓により耳の一部が壊死する)