日頃からワンちゃんの体の状態をチェックする事で、愛犬の健康状態を管理してあげられます。
体を見たり触れることで病気のサインにいち早く気づき、早期治療や予防に繋がるのです。
違和感がある、不調が長引いたりすぐに改善しないようであれば、早めに獣医さんに診せに行きましょう。
目
長い毛が目を覆っているような犬種は、毛を避けてしっかり目と周辺を確認しましょう。
普段の輝きがなかったり、しょぼしょぼしている、目が乾いている、涙が通常より多い、白目部分が充血している、目やにが異常に多いような場合は、目の病気が疑われます。
黄色いベタベタした目やにも要注意です。
前足で目の当たりを頻繁にこするような仕草も痒いサインなので、病院で診てもらいましょう。
鼻
犬の鼻は、通常適度に湿っています。
寝ている時は乾いているのが普通なので、乾いているからといって心配する必用はありません。
鼻水や鼻血が出ている場合は、早めに病院に連れていきましょう。
口
全体的に、傷や出血、できものがないか、いつもと違う口臭がないか、よだれの量はいつも通りかチェックします。
ご飯を食べている間に食べづらそうにしていたり、痛がるような素振りをする場合は、歯周病の可能性があります。
■舌
ピンクではなく青白い、または紫色(血の気が薄い)、乾いている場合は、健康状態がよくない場合があります。
舌はほとんどの場合がピンクですが、券種によっては普段から青みがかっている子もいるので、普段から健康な状態の舌の色を確認しておきましょう。
■歯茎
歯茎は血流の状態を把握できる箇所です。
歯肉を指で押してほどなくピンク色に戻るようであれば、心肺機能に問題はありません。
なかなかピンク色に戻らない場合は、血流や心肺に異常が考えられるので、念のため獣医さんに相談してみましょう。