蚊が出る季節、愛犬のフィラリア症予防を忘れずに!

フィラリア症は、蚊によって感染する犬・猫の病気です。
蚊の体内にいるフィラリアの幼虫が、犬の心臓や肺に感染〜寄生することで、最悪愛犬が死に至ることもある恐ろしい病気なのです。
感染してしまった場合、長期に渡る治療が必要となり、愛犬の体に負担をかけ続けることになります。
このため、フィラリア症に感染しないように予防をするのが第一といえます。

フィラリア症の予防時期は?

フィラリアの感染開始時期から1ヶ月以内にスタートし、感染終了日から1ヶ月後まで予防を行います。
一般的に、5月下旬〜11月下旬(12月上旬)とされています。
この予防期間が、フィラリアの予防薬の投薬期間になります。

少し専門的なお話になりますが、蚊の体内でフィラリアの幼虫が発育し、感染する能力を得るまで、ある程度の温度が持続する必要があります。
現在の平均気温の累積から、感染開始〜終了期間が概算されています。
これは、獣医さんがよく知っているので、春先には時期を確認しに行くと確実でよいでしょう。

参考:過去5年間のフィラリアの感染開始日と終了日

フィラリアの感染開始日が: 最も早かった日 5月9日/最も遅かった日 5月28日
フィラリアの感染終了日が: 最も早かった日 10月19日/最も遅かった日 11月12日
※横浜市の場合

フィラリアの予防薬の入手の仕方

先に説明したとおり、一般的に投薬は5月下旬からとなります。
5月に入ったら、行きつけの動物病院に行って、フィラリアの薬を出してもらうことができます。
粉タイプやおやつに見えるタイプなどがあるので、愛犬に与えやすいものを選ぶとよいでしょう。

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