愛犬家ならば、愛犬の健康状態はいつでも気になるものです。
できれば1日でも長生きして欲しいというのは当然の願いだと思います。
愛犬の健康維持はあらゆる面で工夫ができるものですが、ご飯に関しては、手作りにしてあげた方が理想的と言えます。
では、手作りの食事のメリットとは具体的にどのようなものでしょうか。
手作りのメリット
手作り食の最大のメリットは、愛情タップリの安全な食事を与えられる点です。
普段のドッグフードに含まれる添加物などが気になっているような方は、食材1つからご自身で選ぶことができるのはとても安心できるでしょう。
手作りの食事に変えてから、すっかり身体の健康状態がよくなったという話もよく聞きます。
何より、市販のドッグフードよりもおいしそうに食べるケースも多く報告されています。
ご飯の与え方
犬のご飯の食材は、たんぱく質、炭水化物、野菜、果物、その他に分類されます。
鶏肉や牛肉、豚肉など、愛犬に必要なカロリー量に応じて、調整しながら与えてみるといいでしょう。
豚肉は、生ではなく必ず加熱調理をする必要があります。
魚は、イワシやアジなどを与えてあげるのが、カルシウムも摂れ栄養成分的にも理想的です。
全体的に注意したいのはやはり脂質です。
脂質を摂りすぎると当然太り、肥満になります。
肥満体型になると、人間同様にさまざまな病気を引き起こす原因になり、かえって愛犬が不健康なってしまいます。
お散歩をこまめにしたり、運動量が多い場合はよいですが、そうでない犬の場合は太って肥満にならないよう気をつけましょう。
炭水化物は、白米を少し与えるとビタミンや食物繊維が補給できます。
雑穀では鉄分やミネラルの補給ができるため、白米に混ぜてあげてもよいでしょう。
野菜はカリウムや食物繊維の補給ができ、体調のバランスも整えてくれます。
人参やかぼちゃ、ブロッコリー、白菜、サツマイモなどを与えてあげましょう。
その他、昆布やひじき、わかめなどでも食物繊維やミネラルを補給できますし、免疫の活性化にも繋がります。
ちなみに、たまねぎ、チョコレート類、生卵、桃や杏子、柿の種、ブドウやレーズン、加工食品、タコやイカ、海老、生卵など、与えてはいけない食材には十分に気をつけましょう。
愛犬のご飯を手作りしてあげることにより、ドッグフードが原因で起こっていたと思われる疾患が改善できる場合があります。
手作り食は、最初は面倒に感じるかもしれませんが、愛犬の長期的な健康維持を思えば、手をかけてあげる甲斐があるというものです。
1日でも長く愛犬と長く一緒にいたいと願うのであれば、毎食とはいいませんが、できるタイミングで少しずつ、手作りのご飯にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。