ワンちゃんの皮膚トラブルは日頃から発生しやすい症状であり、目視しやすいため皮膚の状態が健康のバロメーターになります。
皮膚は全身を覆っていて、皮膚自体が1つの臓器と言えます。
体はいくつもの臓器の集合体であり、それれぞれが協力し、調整しながら健康な状態を保っています。
呼吸機能が衰えれば皮膚の免疫が落ちますし、消化機能が落ちれば栄養が体に巡らず皮膚も十分な活動ができません。
愛犬の皮膚の健康チェックも兼ねながら、内臓の働きをサポートできるマッサージをご紹介します。
消化器に効果的なマッサージ
足首のマッサージ
足首のあたりと周辺をゆっくり揉むように細かく押しましょう。
後ろ脚のマッサージ
後ろ脚の内側の、足先から脚の付け根にかけて、ゆっくり押しながらなで上げます。
脚の骨にそって、指圧をイメージして優しく押しながら揉みましょう。
背中のマッサージ
肩甲骨から腰に向かって、指の腹を使いながら背骨の両脇をつまむように揉んであげましょう。
呼吸器を丈夫にするマッサージ
前脚のマッサージ
胸の前から前足の足先に向けて、揉むようになでおろします。
10〜20回行いましょう。
手首のマッサージ
前足の足首のあたりと周辺をゆっくり揉むように細かく押しましょう。
背中のマッサージ
首の後ろから肩甲骨にかけて、背骨の両脇を優しくなでおろしたり、指の腹で柔らかく揉んであげましょう。
首の付根のマッサージは、よく上を向いて肩がこっている子の肩こり緩和にも効果的です。