トイレのしつけは、犬を飼い始めてすぐにマスターさせたいしつけ。
失敗してしまう飼い主さんも少なくなく、それには理由があります。
簡単な道具とちょっとした工夫でトイレトレーニングができるので、早速試してみましょう。
■必要な道具と最初の準備
犬は、自分でトイレの場所を決めます。
飼い主が無理やり教えようとしても覚えてくれません。
そこで、犬の習性を利用したトイレトレーニングをしましょう。
まずは、トイレトレーニングのために必要な道具をご紹介します。
【必要な道具】
・サークル(ケージ)…子犬2頭分程度
・仕切り…パイプやブックスタンド(低い高さに設置)
・お皿やドリンクボトル
・ペットシーツ
・新聞紙
これらを準備したら、サークルにペットシーツを敷き、仕切りを使って2つに分けましょう。
そして、犬をサークルに迎え入れます。
■食べ物はトイレから遠ざけよう
子犬を迎え入れた当日から1週間、サークルで過ごしてもらいます。
1週間様子を見ていると、仕切りのどちらかで、うんちやおしっこをしていることに気付くはず。
排泄の割合は7:3になるので、7割のほうをトイレにしましょう。
排泄の量が3割だったエリアに、ご飯のお皿やドリンクボトルを置きます。
犬はキレイ好きな生き物なので、食事のスペースをウンチやおしっこで汚したくありません。
できるだけ遠ざけてあげましょう。
犬がトイレを覚えるタイミングは最初が肝心。
ただし、飼い主さんが決めるのでなく、犬自身のペースで学べるようにしましょう。