子犬のお散歩デビュー!まずは外の世界に慣れていこう

お散歩デビューがまだの子犬にとって、当然お外は未知の物事だらけです。
子犬の時期のお散歩は、大切な社会勉強の場になります。
初めてのにおい、動く物、動かない物、大きな音、知らない人間、初めて会う他の犬などなど、見知らぬ刺激で溢れています。
子犬は、散歩を通して広い世界を知り、馴染むことで社会化していきます。

お散歩デビューのタイミング

お散歩デビューのタイミングは、ワクチン接種が終了してからとなります。
ワクチンが完了する前に外に出すと、感染症にかかる危険性があります。
3回目のワクチン接種が済んでから2週間ほどして、獣医師さんにOKをもらったらお散歩に連れていくことができます。
ブリーダーさんやペットショップにいる間に、1〜2回目のワクチンが済んでいるケースが多いので、子犬の購入時にはワクチンの接種状態を確認しておくようにします。

首輪とリードに慣らそう

お散歩に出かける前に、まずは家の中で首輪やハーネスを装着して、つけ心地を体験させます。
抵抗するようなら、長時間つけずに様子を見て、ご飯の時につけたりして慣らしていきます。
おやつやごはんの時に首輪やハーネスをつけると、首輪やハーネスが楽しい・嬉しいものだと認識して抵抗がなくなっていくでしょう。
首輪やハーネスに慣れたらリードをつけて、名前を呼んで優しく引っ張ります。
動こうとしなくても、無理に引っ張らないようにしてください。
何度か繰り返し、リードに引かれて歩けるようになったらまずは成功です。

ゆっくり外の世界に慣らそう

初めてお外に出る時は、天気のよい温かい日を選びましょう。
まずは、公園などの広く、交通量が少ない場所に行きます。
初めての外の世界に怖気づき、怯えて動けなくなってしまう子がいますが、焦ることはありません。
動けないようであれば初めのうちは抱いて外の景色を見せてやりながら、落ち着いてきたら地面に降ろし、名前を呼びながら少しずつ歩いてみます。

お外に出る前に

ワクチンが終わっていなくても、地面に降ろさなければお外に連れて行っても大丈夫です。
とはいえ長時間は避け、抱っこしてベランダから外を見せたり、抱っこしながら家の周辺を少しだけ歩いてみます。
初めて見る外の世界に、子犬は少しずつ慣れ、好奇心をそそられていくでしょう。
このように早い段階で外の世界に慣らしていくと、初めてのお散歩デビューもスムーズに行えることでしょう。

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