快適なお散歩のために行っておきたいしつけとは?

犬を飼っている人の毎日の日課として外すことができないお散歩。
愛犬家の皆さんも、毎日欠かさず行っているのではないでしょうか?

毎日のお散歩は飼い主さんだけでなく、犬にとってもとても楽しみな時間。
犬を飼うにあたり重要な習慣のお散歩ですが、気をつけたいことや、お散歩のためにしっかりしつけておきたいポイントがあります。
必要なしつけを行っていることで不測の事故を防げるだけでなく、飼い主さんと愛犬が楽しく快適に、近隣の方に対しても迷惑をかけずにお散歩を楽しめるようになります。

散歩中の悩みはありませんか?

犬の散歩で悩むことが多いのが、犬がぐいぐいとリードを引っ張って歩くことです。
犬に自由気ままにリードを引っ張られ、毎回毎回疲れてまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。

小型犬はともかく、大型犬でこのような状態はとても大変ですし、車や人の通りが多い道では危険が伴います。
せっかくのお散歩なので犬を充分に楽しませてあげたいのはやまやまですが、あまりにも度が過ぎると事故の元になったり、周りの人に迷惑をかけかねません。

散歩中のしつけは飼い主が主導権を握る

犬の散歩中は、必ず飼い主が主導権を握る関係性を築くことが最も大切です。
これを犬のリーダーウォークと言い、犬が飼い主からつかず離れずの距離を保ちながら横を歩くことを言います。

まずは犬に首輪とリードをつけましょう。
リードは120センチから180センチ程度の丈夫なものを使います。

飼い主は立ち止まったまま、最初は自由に歩かせてみます。
この時に犬が好き勝手な行動を取り始め、リードを引っ張るほど離れて行くようになります。

リードがピンっと張った状態になった時に自動的に犬の首に圧力がかかり、犬はこれを繰り返すことでリードを引っ張る=不快な状態になると学ばせましょう。
飼い主の傍に寄ってきた場合には、おやつをあげたり、撫でる、褒めるなどのご褒美を与えることを繰り返し、飼い主の傍にいればいいことがあると覚えさせます。

これを繰り返すことで、リードウォークが完成します。
犬の集中力は10分から15分程度なので、朝と夕方など時間をあけて短時間で繰り返すことが効果的です。

 
なかなかうまくいかなくても、諦めずに取り組むことが大切です。
愛犬との快適なリードウォークを目指し、飼い主さんも頑張りましょう。

タグ: