愛犬と一緒に引越しをする時の事前準備や注意点のまとめ

新生活が始まる春は、引越しのシーズンでもあります。
愛犬家の方も、引越しをしなければいけなくなるケースもあることでしょう。

犬も家族の一員なので、当然新しい引越し先に連れて行くことになります。
新しい環境に慣れるまでは、人間だけでなく、犬も同様に不安やストレスを抱えやすくなります。

犬を連れて引越しをする場合、飼い主さんの十分なケアが必要になりますので、引越しまでの準備や引越し当日〜その後に必要なケアについてお話しましょう。

引越し前~引越し当日まで

普段から、飼い主さんがお出かけ準備をしていると、愛犬もなんとなくそわそわし始めることがありませんか?
犬は、飼い主さんの行動を常に観察していて、お出かけや散歩などの外出のサインにもよく気づきます。

ある日突然、バタバタと荷物を一気にダンボールに詰め始めたりすると、急な異変にとても不安を感じ、引越しの準備の段階からストレスを抱えてしまうような子もいるでしょう。
引越しの準備に追われてしまうのは仕方ありませんが、できるだけいつも通りに生活しながら少しづつ荷造りを行い、犬の荷物に関してはぎりぎりまでダンボールに詰めないようにしておきましょう。

引越しの当日は、引越し業者の人が家の中に入り荷物の運び出しなどで大変慌ただしくなります。
自分のテリトリーに家族以外の人間が入り荷物を動かしていると、警戒したり、不安を感じたり、中にはパニックになってしまうような繊細な子もいるでしょう。
当日は、できる限り飼い主さんがずっと側につきっきりでいてあげるようにします。
愛犬が怯えてパニックを起こし、突然逃げ出してしまう可能性もあるので、リードはしっかりつけておきましょう。
できれば、バタバタしている間は移動用のキャリーやケージに入れておくのが好ましいでしょう。

引越しの移動と新居に着いてから

引越しの移動は、車で行ける範囲であれば車に一緒に乗せて新居まで運ぶことができます。
ですが電車やバス、飛行機などで移動しなければならなく、人間と一緒に移動するのは困難な場合もあります。
特に大型犬ともなれば、公共交通機関での移動が難しくなります。
愛犬の輸送手段で困る場合は、ペットの輸送をしている運送業者に依頼しましょう。
例えば、東京から福岡なら5万円前後で依頼することができ、安全に愛犬を送り届けてくれます。

新居に着いたら、ここでもできるだけ飼い主さんが一緒に行動して、お留守番などもできるだけさせないか、短い時間で済むようにします。
新しい環境に慣れるには、1ヶ月ほどかかります。
引越し後は、スキンシップを充分に行い、ふれあいの時間をたくさん作りながら愛犬のストレスを軽減し、新しい環境に早く慣れさせてあげましょう。

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