愛犬とは、いつでもどこでも一緒にいたいものです。
初めてのドライブや旅行で愛犬と楽しく過ごすために、どんなことに気をつければよいのでしょうか?
愛犬が快適に過ごせ、飼い主も楽しく、ほかの方の迷惑にならないよう、注意すべきことがいくつかあります。
まずはドライブに慣れさせましょう
犬を初めて車に乗せるときは、まずエンジンを切った状態で車に乗せてみます。
車に乗れたらご褒美をあげ、慣れたら5分程度車を走らせます。
少しずつ車に乗せる距離(時間)を伸ばしていき、犬を車に慣れさせていきましょう。
車に乗せて公園などに連れていけば、犬は「車に乗れば楽しいところに行ける!」と覚え、車に乗ることに抵抗しなくなったり、好きになります。
また、犬を乗せる前に、車の消臭をしておくと良いでしょう。
安全運転のためのグッズも必要です。
車内で不意に暴れたり、運転席に来てしまわないよう、ドライブボックス(ペット用車内シート)を用意したり、セーフティハーネスを付けるなどして犬と人間を守りましょう。
また、ご飯はドライブの3時間前までに済ませておくと、車酔いしにくくなります。
トイレは車に乗る前に済ませておき、万が一の場合に備えてペットシーツや消臭スプレーなども用意しておけば安心です。
長時間ドライブの場合は、1~2時間に1度は休憩を取り、水を飲ませたり、体を動かす時間を作ってあげます。
ドッグランがあるサービスエリアもあるので、事前にチェックして利用するのもよいでしょう。
ほとんどのサービスエリアのドッグランは、無料で遊ぶことができます。
旅行へ行くときの注意点
旅行へ行くと決めたら、愛犬の健康管理を充分に行います。
発情期と重ならないか、病気やケガなどがないか、注意して観察してください。
予防接種も忘れずに済ませておきましょう。
宿泊先での抜け毛防止、フケ、ノミ対策のために、キレイにシャンプーしてブラッシングをしておきます。
宿に入る前にはトイレを済ませておきましょう。
慣れない場所ではマーキングする犬もいますので、宿に入る前におしっこを済ませておきます。
それでもマーキング癖が心配な場合は、宿の中ではおむつやマナーパットを付けるなどして粗相をしてしまわないように気をつけましょう。
フロントで注意事項の確認をし、散歩のコースなどを聞いておきます。
館内では、リードを外さないのが鉄則です。
興奮をなだめる時のためなどに、おやつを用意しておくと安心です。
部屋では、いつも使っているベッドやトイレをセッティングし、落ち着けるようにしてあげましょう。
ブラッシングや足拭きは、室内では行わないで、部屋の前で済ませましょう。
人間用のベッドやソファに乗せるのは原則禁止です。
布団などを汚してしまった場合、弁償や罰金制を敷いているところもあります。
許可している宿でも、シーツを持参して汚さないようにする方がよいでしょう。
レストランでは、人間用の食事を与えたり、食器を共有するのも原則禁止されています。
持参した器を使うか、犬用のトレイを借りるなどします。
宿で他の犬に出会って興奮し、不意に逃げ出してしまうことも考えられます。
不測の事態に備えて、迷子札を付けておくとよいでしょう。
宿だけでなく、ほかの宿泊客と犬にくれぐれも迷惑をかけないように気を配りながら、愛犬との旅行を楽しみましょう!