愛犬を預けるときの注意点

急な用などで、やむを得ず愛犬にひとりで留守番をさせたり、他の人に預けなければならない時があります。
こんな時、犬の安全を守るために気をつけたいポイントを知っておきましょう。

やむを得ない留守番は1泊まで

犬にひとりで家で留守番をさせる場合は、1泊が限度です。
ご飯は2食分くらいなら準備しておけますし、トイレや散歩もなんとか我慢できます。
しかし、それ以上になると、寂しさや飼い主さんがいない不安感、運動不足によるストレスなどで精神的に不安定になり、問題行動に繋がるでしょう。

ただし、留守番が可能なのは健康な成犬に限っての事で、投薬が必要な病気の犬や細かいケアを要する子犬やシニア犬は無理があります。
犬の扱いに慣れた知人・友人に預けるか、ペットホテルに預けるようにしましょう。

2泊以上はペットホテルやペットショップに預ける

留守番が2泊以上になる場合は、ペットホテルや犬を預かるサービスをしているペットショップを利用します。
余裕があれば事前に下見をし、設備などを確認しておきましょう。
預ける際は必ず予約を行い、緊急の連絡先、注意事項、食事や薬などの必要事項を連絡します。

料金は、

小型犬 1泊1000〜2000円
中型犬 1泊3000〜4000円
大型犬 1泊4000〜5000円

上記が相場ですが、設備やサービス内容によって違いがあるので、いくつか比較して選びます。
また、動物病院でも入院扱いで預かってくれる所もあるので、かかりつけの獣医さんに一度聞いてみるとよいでしょう。

⇒ペットホテルを利用する前に、チェックしたい9つのポイント

ペット同伴の施設を利用する

犬の留守番や預ける事が不安であれば、旅先に愛犬を連れていく選択もあります。
ペット同伴可の宿泊施設の場合、ほとんどが狂犬病の予防注射とワクチン接種の証明書が必要であり、部屋の中ではケージに入れておく必要がある、または人と同じ部屋ではなく指定のエリアのケージに入れる必要があるなど、施設によってルールが設けられているケースがあります。
宿泊先を選ぶ際は、予め電話をしてどのような状況か調べ、十分に準備をして行くことでトラブル等も少なく済みます。

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