マナーを守り、お行儀よくカフェを楽しむための6つのルール

近年、ペットを連れて入れるカフェやレストランが増えてきました。
近所にあるならば、お散歩の途中に愛犬とお茶でくつろぐことでもできます。
しかし、愛犬を連れて飲食店に行く場合、気をつけなければならないことがたくさんあります。
たくさんの人や犬、さまざまな匂いや音がするカフェでは、神経質なワンちゃんの場合、些細なことで興奮してしまう場合があります。
周りに迷惑をかけないためにも、どんな状況でも伏せやお座りをして大人しくしていられるよう十分なしつけができていることが前提になります。

【1】ノミ・ダニ対策と感染症予防

飲食店に行くのですから、愛犬の衛生面には特に気を配ります。
普段からノミ・ダニの駆除をしておき、狂犬病やワクチン接種を必ずしておきます。
換毛期は抜け毛が多いため、毛を落とさないためにも、服を着せたりお出かけ前にブラッシングを済ませておきます。

【2】外でトイレを済ませておく

飲食店内で排泄をする事態をなるべく避けるため、お店に入る前にトイレを済ませておきます。
万が一店内でトイレの素振りを見せたら、すぐに店外に連れ出します。
特にマーキング癖のあるワンちゃんなどは、他のワンちゃんの匂いがついているような場合ではおしっこをしがちです。
これを防ぐために、あらかじめおむつを着けておくのも効果的です。
ワンちゃんの場所にトイレシーツを敷いておく人がいますが、これは衛生的にも景観的にも好ましくないのでやめましょう。

【3】リードで繋いでおく

リードを短く調節しておき、もし何かあっってもすぐコントロールできるよう備えておきます。
おとなしい犬だからと膝の上に愛犬を乗せている人もいますが、お店の方に迷惑をかけたり、予想外のトラブルに発展する可能性があるのでやめましょう。
不特定多数の人が集まる公共の場では、犬が苦手な人がいることも考慮して気をつけます。

【4】人間の椅子には座らせない

たとえ椅子が空いていても、犬を椅子に乗せないようにします。
犬の足の裏は汚れており、人用の椅子が汚れてしまいます。
また、椅子に乗っていると目に見える人間の食べ物を欲しがって、テーブルに足をかけたりと犬が興奮してしまう場合もあります。

【5】人間の食べ物を与えない

愛犬へのおすそ分けは、外ではお行儀が悪い行為です。
特に気をつけたいのは、人間用のお皿で犬にごはんをあげたり、そのままお皿のものを食べさせることです。
衛生面で決して好ましい行為ではありませんので、絶対にやめましょう。
犬にごはんやお水をあげたい場合は、持参したトレイを使うようにします。

【6】ヒート中のメスは連れて行かない

避妊していないメスがヒート(発情)中の場合、カフェだけでなく外出をなるべく控えます。
近くのオス犬を刺激して、他のお客さんの迷惑となってしまいます。

 

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