マルチーズがかかりやすい病気

マルチーズは、小型の愛玩犬です。
地中海のマルタ島原産のため、この名前で呼ばれるようになりました。
歴史は古く紀元前から愛玩犬として飼われており、最も古い愛玩犬と言われています。
15世紀にフランス、19世紀にイギリスに渡り、上流階級に飼われるようになって世界的に普及していきました。
日本国内の人気犬種ランキングでは、1968年から1984年までの16年間登録数トップであり、現在でも人気の高い犬種です。

大人しく、明るく、従順で初心者にも飼いやすい犬種です。
明るく、外交的ですが、神経質なところもあり、甘えん坊で抱っこを好みます。
大胆なところがあり、他の大型犬に対しても臆することなく振舞う面もある。
暑さや寒さには強くないので、屋内で飼うのが一般的です。
下毛がないので抜け毛がありませんが、定期的なトリミングが必要です。

マルチーズの特徴

体高

オス・メスともに20〜25cm

体重

オス・メスともに3kg前後

原産国

マルタ島(地中海沿岸周辺)

特徴

純白の長い被毛に覆われた上品な姿で、古くから王室や貴族の女性たちに愛されてきました。
起源は紀元前1500年頃まで遡ると言われるほど古く、古代ローマやギリシャ、エジプト時代の文献にも記録があります。
正確は穏やかで従順、落ち着きがあり体も丈夫で、今なお世界で広く愛されています。

なりやすい病気

循環器系疾患:
僧帽弁閉鎖不全症(後天性の心臓疾患、老齢の小型犬に多く、心不全を起こす)

造血器系疾患:
免疫介在性溶血性貧血(赤血球が破壊される)、血小板減少症

感覚器系疾患:
流涙症(涙が涙点でないところから出る)

内分泌系疾患:
甲状腺腫瘍

タグ: