トイ・プードルがかかりやすい病気

プードルはドイツ原産の犬で、特にフランスでの人気が高いことからフレンチ・プードルと呼ばれることもあります。
本来水中の回収や鳥獣猟犬として使役されたり、見た目の愛らしさから愛玩犬としても広く愛されてきました。

大きさによってミディアム、スタンダード、ミニチュア、トイに分けられています。
とても賢い犬種で、ブリティッシュコロンビア大学の研究によると、知能の高さにおいては全ての犬種のなかでボーダー・コリーに次ぐ第2位であるとされています。(Wikipediaより)

日本では2000年代から人気を得、2008年にはジャパンケネルクラブの登録数が1位の犬種となっています。
トイ・プードルはプードルの中でも最小のサイズのもので、室内犬として飼いやすく、フィギュア・スケートの浅田真央選手の愛犬であることなどから、現在最も人気の高い犬種であるといえます。

トイ・プードルの特徴

体高

24〜28cm

体重

2〜3kg

原産国

ドイツ(標準化はフランス)

特徴

優雅な風貌で、王族や貴族達に愛されてきたが、水辺での猟の回収を行っていた狩猟犬でもある。
特徴的なトリミングは、本来水中での作業を効率よくするために考えられたもの。
頭がよく、自立心が強いが、思考力に長けているためしつけがしやすい。

なりやすい病気

造血器系:
免疫介在性溶血性貧血(赤血球が破壊される)
血小板減少症

神経系:
椎間板ヘルニア
ナルコレプシー(発作性睡眠、日中に過度にうとうとする)

感覚器系:
流涙症(涙が涙点ではないところからあふれる)
白内障
水晶体脱臼(水晶体の位置がずれる)

運動器系:
大腿骨骨頭の虚血性壊死

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