ワイマラナーがかかりやすい病気

ワイマラナーは、ドイツ原産の大型犬です。
19世紀初めにヴァイマル地方で良質な猟犬を目的に作出された犬種で、狩猟能力が高く、どんな作業もこなせる万能な猟犬と言われています。

上品で美しく引き締まった体とシルバー・グレーの被毛が特徴で、知的で訓練しやすく、非常に活発で機敏な犬種です。
飼い主に非常に忠実、従順で、必要に応じて勇敢な番犬になります。
素晴らしい狩猟犬の素質を備え、必要とする運動量は多く、作業意欲を満足させられない場合は問題行動を起こすことがあります。
愛情豊かで遊び好きな面があり、十分しつけとトレーニングを行い、日頃から十分な運動をさせられるならペットとしても適しています。

作出から長い間、ワイマラナーはクラブの会員のみに所有者が許されたためドイツの独占状態でしたが、19世紀半ばにアメリカ合衆国やイギリスに広がり、万能な狩猟犬として、またショードッグとして人気を得ていきました。
現在は、ドイツでは引き続き狩猟犬として活躍し、アメリカやイギリスでは家庭犬やショードッグとして親しまれています。

上品で美しく、強健な体格を持ち、艶のあるシルバー・グレー毛色を特色とし、アンバー、ブルー・グレイ、グレイの眼の色も特徴的です。
短毛種の被毛は、滑らかで手触りがよく、手入れが簡単えです。長毛種は絹のようにつややかで、耳や尾に飾り毛があります。
マズルは長い先細り型で、耳は適度な長さの垂れ耳です。
短毛種の尾は断尾され、長毛種は飾り毛が好まれるため断尾は行われませんが、現在では動物愛護の観点から断尾しない場合が増えています。

ワイマラナーの特徴

体高

オス 59〜70cm
メス 55〜65cm

体重

オス 約30〜40kg
メス 約25〜35kg

原産国

ドイツ

特徴

ドイツのワイマール地方の貴族が、様々な猟犬の長所を集めて作り出した猟犬です。
ブラッド・ハウンドや絶滅種のライトフントの血が入っていると考えられています。

なりやすい病気

腹膜ー心膜横隔膜ヘルニア

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