シベリアン・ハスキーがかかりやすい病気

シベリアン・ハスキーは、シベリア〜カナダ北極圏のツンドラ地帯が原産地の大型犬です。

古くから、トナカイ遊牧や狩猟を行うチュクチ族に犬ゾリの牽引・狩猟補助の使役犬として使われていました。
サモエドやアラスカン・マラミュートなどと同様、優れた耐寒性と長距離疾走が可能な体力とスタミナを持っています。
極地探検犬に活用されたり、北極圏地域で行われるドッグレースや犬ぞりレースで活躍している犬種としても知られています。
1930年以降、ソビエト連邦政府によるシベリア国境貿易封鎖に伴いハスキーは輸出規制がかけられましたが、北米経由で改良がされ全世界に広まっていき、現在はショードッグや家庭犬として極地系犬種の中では特に抜きん出た人気を誇っています。

りりしい顔とがっしりとした体の印象とは異なり、基本的に人間に対して友好的で適切にしつけを行えば作業犬もしくはコンパニオン・ドッグとしても優れた適性を持ちます。
好奇心が非常に強く、いたずら好きで明るい性格で、忠誠心も強く、家族に対して深い愛情を示します。

シベリアン・ハスキーの特徴

体高

オス 53.4〜60cm
メス 50.5〜56cm

体重

オス 20.5〜28kg
メス 15.5〜23kg

原産国

アメリカ

特徴

シベリア地方のチュクチ族に飼われてきた作業犬で、ソリやボートを引いたり、猟に使われていました。
極寒に耐えられる体質と抜群のスタミナを持ち、北極や南極の探検でも活躍してします。
人懐こく優しい性格で、飼い主に忠実です。

なりやすい病気

咽頭麻痺
異所性尿管
角膜ジストロフィー
白内障
亜鉛反応性皮膚病
甲状腺機能低下症
フォークトー小柳ー原田病様症候群
亜鉛欠乏症

タグ: