チャウチャウがかかりやすい病気

チャウチャウは、中国華北原産の中型犬です。
がっしりとした体格で、顔はマズルが短くしかめ面のように見えます。
青黒い特徴的な舌は青舌といい、チャウチャウと血統的な関わりがある犬種や、ユーラシア大陸北方がルーツの古代犬種(北海道犬など)、兄弟種といわれるシャー・ペイにも時折現れるもの。
耳は立ち耳、ふさふさした尾は真っ直ぐで背中に背負う形状で、もこもこした厚い毛はレッド、ブラック、ブルー、シナモンがあります。
性格は穏和で物静かで、生真面目で家族以外には警戒心が強い一面があります。
運動量はあまり多く必要ではないため、マンションなどでも飼育することができます。

紀元前から中国にいた地犬で、そり犬や猟犬として使われていた他、家庭や寺院の番犬として飼育されていました。
しかし、最も多くの飼育用途はは食用(肉)や、コートを作るための毛皮用家畜でした。
食用のために太りやすくし、後ろ脚が棒状に改良されたためにあまり走ることができなくなり、そり犬や猟犬として使役することがなくなりました。
犬食文化の是非に対しての論争が起こり食べることをやめた人がいる一方、現在でも中国では一部で伝統料理として食材になっています。
現在チャウチャウは世界中に輸出されており、愛玩犬やショードッグとして広く親しまれています。

チャウチャウの特徴

体高

オス 48〜56cm
メス 46〜51cm

原産国

中国

特徴

約3000年前から中国にいた歴史の古い犬です。
チベタン・マスティフとサモエドの地が入っていると言われています。
人見知りの傾向があり、飼い主意外には懐かない傾向があります。

なりやすい病気

腎異形成
シスチン結石
眼瞼内反症
瞳孔膜遺残
小眼球症、無眼球症
筋緊張症
家族性皮膚炎
脱毛症X

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