愛犬の花粉症予防と対策(1)

愛犬も、花粉が原因のアレルギーになります。
2〜3月頃はスギ、4〜5月頃はヒノキ、5〜6月頃はカモガヤ、8〜10月頃はブタクサと、春先から秋にかけて花粉がアレルゲンとなり、アトピー性皮膚炎を起こす可能性があります。
花粉が飛散する期間中は生活習慣に気をつけて対策を行い、花粉症になるリスクできる限り抑えましょう。

散歩の時間とコースに気をつける

花粉症にならないために、外出をさせないというのは難しいことです。
花粉の時期だからと散歩をしないというわけにはいきません。
このため、散歩の時間帯やコースを変えることで、花粉に触れる量や時間を軽減できます。
花粉が飛散しやすい時間は、昼から日没までが増えると言われています。
この時間帯を避け、早朝や夜に行うとよいでしょう。
晴れて気温の高い日や、風が強い日も花粉の飛散量が多いので、時間帯に気をつけ、散歩の時間を短縮するのがおすすめです。
散歩のコースは、森や林などの木々が多いところや、雑草が茂る場所をなるべく避けるようにします。

花粉を家に持ち込まない

花粉症予防には、人と同様になるべく花粉に触れず、家の中にも持ち込まないことが基本です。
花粉が飛散する時期は、家の人は家に入る前にコートの花粉を払うようにしましょう。
生活空間に花粉が入り込むのを防ぐため、空気清浄機を使ったり、こまめに掃除を行うことも大切です。
花粉は床に落ちるので、特に床の掃除を念入りに行うと効果的です。

犬は、散歩やお出かけから帰ったら、玄関で絞ったタオルで体を拭いたり、ブラッシングしたり、お風呂で軽くシャワーをして花粉を落とすようにします。
既に花粉が原因のアレルギーが出ていたり、なるべく花粉との接触を避けたい場合は、アレルギースーツを着せる方法もあります。

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