ボクサーがかかりやすい病気

ボクサーは、ドイツ原産の中型犬です。
被毛は光沢のある滑らかな短毛で、よく引き締まった筋肉と、がっしりした強健なスクエア型の骨格を持ちます。
見た目の高潔さと気高さが重要とされる犬種で、胸を張り、軽快に力強く歩きます。
ヨーロッパの多くの国々では、断尾のみで断耳は行いません。
原産国のドイツでは断耳と断尾が禁止されましたが、日本では任意とされています。

ボクサーの祖先は、ドイツと周辺諸国で獣猟犬として使われてきたマスティフ系統のブレンバイザーとされています。
1830年代、ドイツでブレンバイサーにマスティフやテリア、ブルドッグなどを交配し、より大きく頑強な犬が作られていきました。この改良には、このほかに、フレンチ・ブルドッグやグレート・デーンなどのフランスやスペイン原産の犬種も関わっているといわれています。
19世紀後半、ブレンバイサーの小型種のブラバンター・ブレンバイサーにブリティッシュ・ブルドッグを掛け合わせたものが、ボクサーの起源となりました。

ボクサーはドイツで最初に警察や軍隊で使われた犬種で、第一次世界大戦が勃発すると、軍用犬や赤十字犬、メッセンジャー犬、荷役犬、警護犬などさまざまなシーンで活躍しました。戦後の1920年代にはヨーロッパで人気が高まり、1925年にはドイツでワーキング・ドッグとしての承認を受けています。
第二次世界大戦の終戦後、ボクサーはコンパニオン・ドッグや警護犬、ショー・ドッグとして人気を博し、アメリカでも有数の人気犬種となると、世界的な人気を集めるようになりました。
日本には、第二次世界大戦後に駐留軍のアメリカ人が持ち込んだことから広く知られるようになりました。
今日まで、人気ランキングの上位にくる犬種ではありませんが、根強い人気があります。

ボクサーの特徴

体高

オス 57〜63cm、メス 53〜59cm

体重

オス 30kg以上(体高約60cmに対して)
メス 約25kg(体高約56cmに対して)

原産国

ドイツ

特徴

ドイツで初の警察犬で、第一次世界大戦ではシェパードと共に赤十字の活動に従事していました。
いざという時には闘志を剥き出しにしますが、基本は穏やかで忠実です。

なりやすい病気

大動脈狭窄症
心房中隔欠損症
心筋炎(突発性心筋炎)
心筋症(拡張型心筋症)
歯肉増殖症
突発性顔面神経炎
眼瞼外反症
皮膚組織球腫・肥満細胞腫
血管肉腫

タグ: