季節の健康管理:秋〜冬の過ごし方

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⇒夏の過ごし方

ハウスを清潔に保ち、十分な運動を。

■冬を迎える準備
室外犬の場合、涼しい所に移動していた犬舎やハウスを日の当たる暖かい場所に移します。
すきま風が入らないように隙間を塞いだり、風通りがよい場所であれば風が吹き込まないような向きにしましょう。
また、このタイミングで掃除や消毒を行い、ノミやダニ、シラミを駆除します。

■被毛の手入れ
冬はシャンプーの回数をなるべく控えるために、暖かい日を選んで体を洗います。
冬が近づくとアンダーコートが生えるので、ブラッシングをこまめにして、皮膚の血行をよくし健康状態を保ちます。

■十分な運動で体力強化
夏バテがちだった愛犬も、涼しくなると元気が快復してきます。
十分に運動をさせて、体力をつけましょう。
人間同様、秋は食欲も出て太りやすくなるため、肥満防止のためにも運動が必要不可欠です。

■アウトドアを楽しむ
バーベキューやハイキングなど、アウトドアでのイベントに愛犬も連れていき、一緒に楽しむとよいでしょう。
愛犬と共に自然を満喫し、心身ともに楽しい時間を過ごせます。

保温に気をつけ、運動も欠かさずに。

■寒さ対策を十分に行う
犬は元来寒さに強い動物です。室外犬の場合は、ハウスの中に毛布を敷いて保温しましょう。
しかし、子犬やシニア犬、室内で飼われることが多い小型犬は寒さに弱いので注意が必要です。
室内を常に暖かく保ち、ペット用のヒーターや保温マットを使って冷えから守ります。
人間用のホットカーペットや暖房器具は、犬がやけどや感電をする危険性がありますので、できるだけ近づかないよう十分に気をつけましょう。

■散歩を忘れずに
冬は運動量が減り、太ってしまうケースがよくみられます。
寒いと外に出るのがおっくうになりがちですが、愛犬のためにも散歩を欠かさず行ってあげましょう。
寒さに弱い小型犬、子犬、老犬は、防寒のためにもウェアや防寒具、シューズなどを着用すれば安心です。

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