季節の健康管理:春〜梅雨の過ごし方

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春は、主に呼吸器の病気と皮膚病に注意します。

■温暖差
朝夕はまだ寒く、日中との温度差が大きい春は、寒暖差に順応しきれない子犬やシニア犬は呼吸器疾患にかかりやすくなります。
温度差にさらされやすい室外犬は特に注意しましょう。
犬舎に風が吹き込まないか、地面が近くて湿度がこもっていないか、カビなど生えていないかチェックします。

■換毛期
春は冬毛から夏毛への生え変わりの時期で、抜け毛がたくさん出ます。
自然に抜けるのを待っている間に、皮膚の汚れなどが原因の皮膚病にかかるおそれがあります。
毛の生え変わりを促し、皮膚の健康状態を保つためにも、毎日ブラッシングを欠かさないようにしましょう。

■登録と予防接種
4月は、犬の登録と狂犬病の予防接種を行います。
同時に、フィラリア予防と混合ワクチンの接種も医師と相談をして行いましょう。

梅雨

ハウスや食べ物の衛生状態に注意します。

■寄生虫対策
ノミやダニなどの寄生虫や細菌、カビの繁殖が進みます。
ハウスやケージの風通しをよくし、室内であれば除湿を心がけましょう。屋外なら、必要に応じて消毒をします。

■食中毒
食べ物が痛みやすい時期なので、生ものを与えることはできるだけ避けます。
食べ残したフードは、できるだけ早く処分しましょう。
特にドライよりウェットフードのほうが腐るのが早いので、開封して使い切っていない分も早めに処理するようにします。

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