愛犬の健康寿命のために健康診断を受けよう

愛犬の健康について、なんでも相談できるかかりつけの病院を作っておくことは大切です。
人間もある程度の年齢になれば定期的な健康診断が必要になるように、犬にとっても同様です。
外から見ただけでは気づきづらい病気も、健康診断で見つけることができます。
健康維持の秘訣は、病気の早期発見、治療が重要です。

定期的な健康診断を受けよう

犬は人間よりもずっと早く歳をとり、1歳を過ぎると1年で人間の4年分歳をとっていきます。
つまり、それだけ病気の進行が早いのです。
病気の早期発見のためにも年に1回、5〜6歳以降は半年に1回の健康診断がおすすめです。
健康診断の内容は病院やコースにより異なりますが、基本の血液検査で内蔵の状態を知り、尿・便の検査も加えれば安心です。
問診、触診の際には、普段気になっていることがあったら些細なことでも相談や質問をしてみましょう。

胸部や腹部のレントゲン検査、心臓や腹部のエコー検査ができる病院もありますので、健康状態にあわせて検討しましょう。
若くて健康な状態であれば、必ずしも必要ではありませんが、獣医師と相談して必要であると判断された場合は行うといいでしょう。

犬と人間の年齢換算(目安)

犬は生後急激に育って、1ヶ月で人間の1歳、3ヶ月で5歳に成長します。
不妊手術をする場合は、生後6〜8ヶ月までに済ませておくと、発情期のトラブルを回避でき、病気の予防ができます。
オスの場合は避妊の予定がなくても、睾丸が体内に入ったままの停留睾丸という状態では病気になりやすいので、手術で切除するとよいでしょう。
その後、1年で6歳に、6年で40歳になり、中年以降は人間と同じように「若い頃と違う」と感じることや異常が出てきます。
このため、中年以降は特にに意識的に健康診断を行っていくといいでしょう。

愛犬を病院嫌いにさせないコツ

基本的に楽しいことが少なく、痛いこともある病院はどの犬種でも苦手な子が必ず出てきてしまいます。
診察台の上に乗るだけでストレスに感じる子もいるでしょう。
愛犬を病院嫌いにさせないためのコツとして、普段から病院で行われているしつけ教室に参加する、薬を買うだけでも連れて行くなどして病院に慣れさせていきます。
診察や治療の後は、たくさん褒めたり、好きなおやつをあげるのも効果的です。

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