しつけのできた愛犬に育てる3つのポイント

しつけは、愛犬を人間の真のパートナーとして育てるために必要不可欠です。
人と犬の楽しく快適な共同生活のためにも、愛犬をしっかりしつけておく必要があります。
なぜしつけが必要なのか、愛犬をしっかりとしつけるポイントを知っておきましょう。

しつけは子犬の頃から

しつけは子犬の頃から行わなければいけません。
なぜなら、成犬になってからではなかなか身につかず、飼い主さんと愛犬にとっても負担が大きいからです。
通常、犬を家族に迎えるタイミングは子犬の頃がほとんどですから、子犬のうちからしつけを行いましょう。
子犬を厳しくしつけるのはかわいそうだという人がいますが、適切なしつけは必要です。
犬は本来リーダーに従って行動し、褒められることに喜びを感じる動物です。
愛情のないしつけや、気まぐれなしつけ方は厳禁です。
むやみに怒ったり、過剰な甘やかしは犬にとって適切なしつけにはなりません。

適切なしつけのポイント

いろいろなものに慣らす
子犬の頃から、いろいろな状況や環境に慣らしておくことが大切です。
車や鉄道の騒音、人ごみ、ほかの犬や動物などに慣れておかないと、大人になっても神経過敏になったり、警戒心が異常に強くなったり、とても臆病な犬になってしまいます。
車に乗せるなどの特別な体験にも慣らすことにより、車酔いもしにくくなります。
人間の世界のあらゆることに早い段階で慣れることが、しつけの第一段階となります。

生活のリズムを規則正しくする
規則正しい生活リズムは、愛犬の健康管理の観点からも、効果的なしつけを行う点においても必要なことです。
決まった時間に食事をし、運動を行い、睡眠をとることは、しつけに伴う学習や条件づけの基本と考えましょう。

よい・悪いをはっきりさせる
同じ行為をしたのに、あるときは叱られ、あるときは見過ごされるのでは犬に対してしつけになりません。
褒めるときはしっかり褒め、叱るときはきちんと叱ることの繰り返しが必要です。
犬に対してわかりやすい反応が、犬の学習意欲を高めます。
また、家族で犬を飼っている場合は、家族のみんなが同じように犬に対応するべきです。

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