愛犬と長くつきあうための健康管理の基本 5つ

愛犬も飼い主も健やかに長くつきあっていくためのポイントは、大きくわけて3つ。
「健康管理」、「しつけ」、「スキンシップ」です。
この中でも、全ての基本となるのが「健康」です。
健康といっても、目に見える疾患などだけではなく、メンタルのケアもとても大切。
心身ともに健やかでいることが、人と犬の理想的なパートナーシップづくりに必要です。
ここでは、愛犬と長くつきあうための健康管理の基本5点をご紹介します。

グルメ・偏食は避ける

必要以上に美味しいものばかり与えたり、人間が食べるものを分別なく与えていると、肥満になるだけでなく、内臓疾患を引き起こす可能性があります。
また、好きなものや食べたがるものなど愛犬好みの偏食を続けると、栄養が偏るだけでなく、犬がわがままになってトラブルの元になります。
栄養バランスのとれた、犬にあった適量の食事を与えるようにしましょう。

運動や遊びを欠かさない

犬は本来外を走り回って遊ぶのが好きな動物です。
運動不足だとストレスを抱え、無駄吠えしたり、落ち着かなかったり、飼い主以外の人に懐かない、恐れるなど、行動面に問題が出てきます。
また、犬と一緒に遊ぶことも大切です。
特に子犬の頃は、遊びを通じて集中力や服従、活発さなどを身につけていく時期です。
遊びを通して、愛犬のメンタルケアを行うことで、しつけやすく、穏やかな犬になっていきます。

ハウスやケージを清潔に保つ

犬はきれい好きな生き物のため、生活環境を清潔に保つことで心身の衛生面をケアします。
屋外で飼っている場合は、犬舎を綺麗にしておき、近所迷惑にならないようにします。
散歩の間も、おしっこは水で洗い流し、うんちは持ち帰って処理することは愛犬家のマナーです。

犬を清潔に保つ

生活環境だけでなく、犬自体も清潔に保ってあげましょう。
被毛、目、耳、口、爪の手入れが必要です。
ブラッシングは毎日行ってあげることで、犬を清潔に保つだけでなく、愛犬とのコミュニケーションにもなります。
特に、換毛期は毛がたくさん抜けるので、この時期のブラッシングは皮膚病予防にも繋がります。

病気の早期発見に努める

日頃から、愛犬の状態をよく観察しておくことが大切です。
異変がある場合は、元気のあるなし、排便や尿の状態、食欲の有無、表情、動作などに現れます。
定期的な健康診断を行い、ワクチンの接種、フィラリア薬の投薬などをしっかり行うことは、愛犬の健康を維持するための飼い主の義務といえます。
できれば、近場でかかりつけの動物病院を作っておき、なにか異常があればすぐに相談できるようにしておきましょう。

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