散歩の基本は左側歩行!犬と飼い主の歩く位置の最適なポジションとは?

犬にリードをつけて散歩をする時、飼い主さんと犬との立ち位置には最適なポジションがあります。
実は、基本的に左側歩行のほうがしつけをしやすいと言われているのをご存知ですか?
飼い主さん達が意外と知らない、散歩の基本についてご紹介します。

散歩の基本としつけ方

散歩をする時、リードするのは飼い主です。
だからこそ首輪をつけ、散歩コースを誘導して歩かなければいけません。
犬が好き勝手に歩き回っているようでは、主従関係がなく適切なしつけができている状態とは言えません。
まずは、散歩の基本である立ち位置と歩き方、散歩中のしつけの仕方について飼い主さんは勉強しておきましょう。

散歩の基本は「飼い主の前に出ない」「飼い主の左側を歩く」「飼い主の歩くペースに合わせる」この3つのルールが必要です。
散歩中にずっと、飼い主の左足にぴったり寄り添わせる必要はありません。
匂いをかぎながらうろうろしてもよいですが、飼い主の歩くペースに合わせさせます。

どうして左側がよいのかというと理由は2つあります。
まず人の多くが右利きですから、散歩中に右手が自由に使えるので便利です。(左利きの方の場合は逆にするほうが自然ですが)
次に、犬も右利きが多く、散歩中はついつい右のほうに寄っていってしまうからです。
このため、右側を飼い主が占領することで、散歩中のコントロールがしやすくなります。

どうやって左側を歩かせるのか?

散歩を開始する時には、手っ取り早くおやつで導きながら教える方法が一番です。
飼い主さんの左側を歩く癖がつけば、散歩のしつけはとても楽です。
愛犬が好きなおやつを用意して、リードを左手、おやつを右手に持って誘導しましょう。
おやつではなくても、音のなるおもちゃでも大丈夫です。
おやつは手の平でおさえながら親指の隙間から見えるか見えないかの感覚で持ちます。
犬が「飼い主がおやつを持っている!」とわかるように持ち、飼い主の左側を歩く練習をさせます。

散歩中の歩き方に関して

実際におやつを持って、左側を歩かせます。
待てと言ったら止まるようにしつけ、ちゃんとできたら飼い主の左側の足よりも手前で止まらせ、おやつを与えます。

リードをつけて行う練習方法としては、飼い主の左側を行ったり来たりさせるイメージでおやつを目の前に出し、練習させます。
1日3回程度を目安に練習すれば、左側歩行の癖がつきます。

飼い主は散歩中、おおらかに歩きましょう。
速足ではなくゆったり、歩幅を広く歩くことで犬が飼い主の動きを判断しやすくなります。
左側歩行を基本に、止まる時もおやつで誘導しながら教えてみてください。

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