しつけにも役立つ、愛犬に教えておきたい芸3つ!

愛犬が何か芸ができたらとっても楽しいのに、と考える飼い主さんは多くいらっしゃいます。
芸を覚えさせると可愛いだけではなく、犬のしつけにも繋がり、一石二鳥の側面もあります。
覚えやすく、しつけに役立つ愛犬に覚えさせたい芸3つをご紹介します。

『おすわり』と『まて』

犬の定番の芸といえば、「おすわり」と「まて」。
ご飯やおやつを与える時には、この2つの芸をさせるという方が多いでしょう。
「おすわり」と「まて」を覚えさせることができたら、普段の生活だけではなく、万が一の場合やお出かけや散歩の場面でも役立ちます。

「おすわり」と「まて」を覚えさせるのはとても簡単。
飼い主は声と手振りで教えます。
声はさほど大きくなくて大丈夫です。
小さく高めの声で言いながら、お座りの時にはおしりを下げるような手振りを。
待ての時には犬の顔の前に手の平を見せるように、犬の目を見ながら教えてあげてください。

愛犬に覚えさせたい『出せ!』

「出せ」という芸を知らない飼い主さんが多くいらっしゃいますが、犬が口の中に入れているものを出させる芸です。
犬にとって、口の中のものを出すという癖はあらかじめないため、遊んでいて投げたボールを咥えて戻ってきた時、ボールを離してくれないという状況はよくあります。
「出せ」という合図を覚えさせれば、いつまでもボールを咥えていて取り返すのに苦労することもなく楽しく遊ぶことができます。
また、万が一拾い食いをしてしまった時も飲み込む前に出させることができれば誤飲の事故を防ぐことができます。

まずは、犬に物を咥えさせます。
そして「出せ」と言いながら鼻先におやつを見せ、咥えているものを離したらおやつを与え、褒めます。
この時、「出せ」という合図と「褒める時の言葉」を飼い主だけではなく、愛犬の周囲の人間と統一しておきましょう。
褒める時にいろんなパターンで褒めてしまうと、本当に褒められているのか犬が理解できないためです。

独占欲が強いワンちゃんは、なかなか咥えたものを離したがらない子がいます。
このような場合は、おやつを上手に使いながら、根気よく「出せ」を教えていきましょう。

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