犬は、恐怖心や寂しさを感じやすい生き物です。
感情が高ぶった時や、遊んで欲しいときも、吠えることで感情表現をします。
そこで、留守番中やお散歩中に無駄吠えをしてしまう犬に対し、よいしつけの方法をご紹介します。
犬の無駄吠えの原因
飼い主の頭を悩ませる犬の無駄吠え。原因は3つあります。
・恐怖心のため身を守る、もしくは何かを守るために吠えている
恐怖心からの無駄吠えは低くうなるような吠え方をします。
・大切な飼い主や家族、仲間を守ろうとする時に吠える無駄吠え
キンキンと響き渡るような高い声で、警戒しているような吠え方です。
・要求を叶えてほしい時の無駄吠え
目的に向かって、一定間隔で吠えます。
無駄吠えの多くは、この3つの原因のうちのどれかに該当するでしょう。
吠え方から原因を判断し、適切な対応をしていくことで無駄吠えのしつけがしやすくなります。
無駄吠えをなくす方法
無駄吠えをなくす方法は意外と簡単ですが、飼い主さんの忍耐と根気が必要です。
まず、犬が吠え始めたら犬の目を見つめて「ダメ」と低く短い声で制止します。
吠えるのをやめたら「よし」「えらいね〜」など、高く明るい声で褒めながら、優しく頭を撫でてあげます。
通常のしつけのように、おやつをあげたりしてしっかり褒め、吠えないことがよいことであると教えてあげます。
この流れを、愛犬が無駄吠えをした場合に繰り返し行います。
即効性がある対処法ではないため根気が必要ですが、飼い主さんとの主従関係を見直し、犬が飼い主の立場を理解すると無駄吠えがなくなっていきます。